インコの巣の観察日記
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2004年08月11日(水) モンジュイックのお気に入り

先日、アントラーズとバレンシアの試合に#6@Mendietaユニで出かけた人が、

「あれ、誰?」と、周囲の人に指差されたと言う話を読んだ。



もう、苦笑いするしかないですよね。Mendiなんて、ついこの間までValenciaにいたのに、

それすら知らない人が、わざわざ試合を見に来ているとは…。きっと、関西だと、それはありえないだろうな。


別に関西には熱狂的Valenciaファンが多いって、そう言う訳じゃないんですよ。

どう言うことかと言えば...先日の「生Giannicheddaは男前やった」報告会でも話題になったのですが(爆)、

関西人は物凄く損得勘定に厳しいと言うか、無駄金は一切払わないって気質だから。


つまり…自分が本当に好きなものにはとことん金をかけるけれど、そうじゃないものには大して金はかけない。

だから、Real Madrid戦だとか、Valencia戦のような価格設定ならば…長居は半分埋まったら良い方じゃないですか??(笑)



関西にもミーハーなファンも多いけれど、その人たちが、招待券のようなタダ券ならまだしも、

自分でお金を払ってチケットを買う基準が、きっと関東より遥かに低いんだと思う(笑)

「そんな高かったら、別にエエわ。そこまでして見るほど興味あるわけちゃうし」きっと、こう言う人が多いんだろうな。

その代わり、好きな人たちの熱狂度は関東の人間以上...私の周囲にいる関西人って、そんな感じです(笑)



満席にならない代わりに、スタジアムへ来ている人達は本当に「この試合にやったら、いくら金払ってもえぇ!!

自分はFutbol(or特定のチーム・選手)が好きなんやぁ〜〜!!、」って人たちが多い。

だから、スタンドに座っている人たちはValenciaにGaizka Mendietaがいたと言うことを、ちゃんと把握している。

よって「あれ、誰?」と言う声は、国立よりも遥かに少ないはず...と言うのが、その根拠です(笑)





昨今の、爆発的なLigaファン増加の恩恵を、幸いなことに全く(?)受けていないEspanyolなので(爆)、

意外と“Espanyolファン”と言うのは、Pochettinoがドナドナ状態でPSGへ売られていった時より前から見てきている人が案外多い。

まぁ、ファンの数が元々少ないので多いも何もあったもんじゃないけれど...(爆)


だからPochettinoのEspanyol復帰のウワサが流れるたびに「Pochettinoは返してもらわないと」と言う表現を目にした。

新たに獲得するのではなく、元いた場所に戻すってことを、日本のファンも知っていると言う証拠。



まぁ、裏を返せば新しいファンが全然増えていないってことなのですが...(爆)

Real MadridやValenciaの狂乱に巻き込まれずに済むことを喜んだら良いのか、

マイナーチームの悲哀を悲しんだら良いのか...フクザツです(笑)




その話を友達にすると、「エスパニョールって物凄く優遇されてた時期があったじゃん(笑)

NHKで毎節中継してたよね。アタシが覚えているエスパニョールってその頃のメンバーかも。

ポチェとかポッセとか、ドニ・ベラマサンとか。それ以後、新規ファンが増えてないってことですかね(爆笑)」


アハハハハ(汗)某襟立てさんですか??(時々、長居でお見かけしますが...私の前で爆発してくれたことないです:苦笑)

でも...あの人がEspanyolにやって来て僅か1ヶ月でPochettinoは荷馬車に揺られて行ったんですけれど??(爆)


しかし...あれから、随分と時は流れたのですが、トニ・ベラマサンもそうですが、

ポチェもポッセも(紆余曲折はありましたが)今でもEspanyolの選手です。

それを思うと、私は凄く嬉しい気持ちになるんです。だって、やっぱりEspanyolと言うクラブとそしてそのAficionが、

彼らのことを思い続けてくれた証拠なんですから。こんな幸せなことってないんですよね。



PSGにいた頃にも、よくPochettinoのことはこう書かれていました。

“CHOUCHOU DE MONTJUIC” Gabi Heinzeの“CHOUCHOU DE PARC”パルクのお気に入りに対して、

いつだってPochettinoはMontjuicのお気に入りだったんですよね。


ずっとEspanyolファンが彼のことを待ち続けていること、彼がいつか必ず帰ると思い続けてること、

それが、どれだけ強い思いなのかを、フランスのメディアやファンも知っていたということです。




来週、もしMaxiが日本代表戦に出場したとしても、彼に声援を送る人は本当に少ないと思う。

Ligaファンでも、彼のことを良く知ってるという人は少ないだろう。だってEspanyolの放送や情報って少ないし、

自発的に情報収集しない限りは、Maxiのことも知ることが出来ないと思う。


でも、Maxiに声援を送ってくれる日本のEspanyolistaは、ずっとEspanyolのことが好きで、

このチームとそこでプレーする選手たちのことを誇りに思っている人たち。

彼らの声援に応えるよう、頑張って欲しいな。頑張れ、Maxi !!私も一生懸命応援するから !!



で...活躍した暁には...それこそ、少しはファン増えるかしら ??(爆)




そのMaxiですが、Castellonとの練習試合で活躍したようですね。

試合は1-3でEspanyolの勝ち。うち1点がMaxiでした。

で、この試合、Lotina監督はMaxiを左サイドで使ったようなのですが、結果は...

El Mund Deportivoの見出しを借りるならば、Lotina descubre que Maxi es una buena alternativa por la izquierda

じゃぁ、KilyやMunitisが取れなくても、Maxiがいるから大丈夫 !!ってこと ??(苦笑)


いや、やっぱり層は厚くしておいたほうが良いと思うんだけれど...Interさん、買取じゃなくてレンタルじゃダメ ??

Kilyがどうしてもダメだと言うのなら...あの人はどうでしょう ??緑川蘭子ことSorin !!(爆)

Cristbal兄さん、クルゼイロと交渉してみるってのは、ダメでしょうか ??



それから、Lotina監督から構想外を告げられていたRaul Molinaですが、レンタルで2部のXerezへの移籍が決定いたしました。

ウワサのあったCeltaでもValladolidでもなかったので、かなりビックリです。




話はアルゼンチン五輪代表に飛びますが、今夜初戦のSiCG戦を迎えます。

録画放送しかないから、明日帰ってくるまでお預けです(寂)ネタバレに注意しなきゃ(笑)


予想スタメンは、こんな感じ。


Argentina: Germán Lux; Fabricio Coloccini, Roberto Ayala, Gabriel Heinze;

Luis González, Javier Mascherano, Cristian González; Andrés D'Alessandro o Mauro Rosales,

D'Alessandro o Javier Saviola; Carlos Tévez y César Delgado.

Director técnico: Marcelo Bielsa.


Serbia y Montenegro: Nikola Milojevic; Bojan Meziri, Branko Lazarevic, Djordje Jokic,

Marco Basa; Milan Stepanov, Simon Vukcevic, Branimir Petrovic; Igor Matic;

Nikola Nikezic y Srdan Radonjic.

Director técnico: Vladimir Petrovic.


Estadio: Pampeloponnisiako, Patras, Grecia.
Capacidad: 23.500 espectadores.
Televisan: TyC Sports, América y Canal 7.



最後に...マジっすか ??あのOrtegaさんがNOBで復活 !!って ??

NOBがFenerbahceに5億円ほど支払って、問題解決って話らしいのですが...。





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