インコの巣の観察日記
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2004年04月04日(日) 何の意味があるのだろう…

負け試合を聞き終えてPCの電源を落として電気消して眠りにつく…それほど虚しいものはない(苦笑)
ホントはもう、ここを更新することさえ投げ出したくなった。何もかも捨ててしまいたいと思った。


一体、何の意味がある??ここを維持することに何の意味がある??
誰も見てない、誰も応援してない、私が投げ出してしまっても誰も困らない(苦笑)

誰も気にしていないEspanyol。誰も応援していないEspanyol。
日本にいる限り、WOWOWが放映権を持っている限り、試合は見られそうにない。
縦しんばReal Madrid戦とBarcelona Derbyが放送されたとしても、
明らかにどちらに寄った放送をされるのかは、見なくても分かる。
当然、誰もこのインコをマスコットとするクラブに興味なんて持たない。

たとえSegunda Division Aに落ちても誰も気にしない。誰も困らない。
Celtaが落ちる方が遥かにショックなんだろう、Ligaのファンは...。


Espanyolに属する選手のファンはいる。
De La PeñaやJordiやTamudoのファンは結構いる。
でも、彼らのファンは“落ちたら移籍すれば良いじゃん”と思ってる。
彼らは他のPrimeraのチームから声がかかるのは間違いない。落ちても…逃げ出せば良い。
だからチームのためにではなく、自分自身のために闘うことがモチベーションに
なっていても仕方ない。いや、むしろそれが正しいのかもしれない。

より良い条件で、より良いクラブに引き抜いてもらうために...。


Maxi Rodriguezだって同じ。
あの子は決してEspanyolを終着点としているわけじゃない。
他のアルゼンチン出身の選手と同じように、もっと上を目指している。
Espanyolは単なる通過点に過ぎない。

Maxiは思っているはず。NOBの先輩ならばGabiやDuscherやScaloniのようになりたいと。
ビッグクラブでプレーしたいと。そう…決してPochettinoになりたいとは思ってないはず。



Pochettinoはね…言ってもPSG止まりの選手だったんですよ、所詮(苦笑)
あの人は…ある部分では成功した選手だけれど、世間一般の評価からすれば、
決して勝ち組に入る選手じゃないんですよ。アルゼンチン人選手としての王道を歩けなかった人ですから。

Espanyolが落ちたら、彼も出て行かざるを得ない。
彼には戻る場所もなければ、逃げ出す場所もない。
でも、それは彼自身が選んだ道だから仕方ないこと。
Espanyolを心のクラブとしたのは、彼自身なのだから。

恐らく、スペインで他のクラブのCamisetaを着る道は選ばないだろう。
フランスに戻っても…Girondinsに彼の居場所はない。

PSG、そしてGirondins以外のフランスのクラブでアナタはプレーできますか??
行き先はイングランド??それともドイツ??イタリア??


Mauriだけは彷徨える旅人にはならないって思っていたのにな...。



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