インコの巣の観察日記
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2004年04月03日(土) |
リーガエスパニョーラ 第31節 セビージャ対エスパニョール プレビュー |
- Una lista de convocatoria -
Toni, Lemmens, Maxi, Domoraud, D. García, Torricelli, Morales, De la Peña, Pochettino, Fredson, Vignal, Raducanu, Wome, Jordi, Álex, Hadji y Tamudo.
前節Athletic戦からの入れ替えは、召集されなかったのがLopo(黄紙5枚によるサスペンション)、 そしてToni Velamazanがインフルエンザのためリスト落ち。 代わりにEspanyol BからCarlos GarcíaとJarqueが召集。
- entrenamiento -
予定では金曜日の午前中にSevillaへ移動、そして午後Sanchez Pizjuanにて最後の練習となっていたのですが...
Luis FernandezはZaragozaやMalagaで取ったのと同じ方法、つまり試合を行う都市へ 移動して後に最後のスタジアムセッションを行うと言うやり方を好んでいるとのこと。 ところが、今回はスタジアムセッションが出来なかったのだろうか??
金曜日の午後、Espanolが練習を行ったのは、壁もなければ柵もないグランドだった(苦笑)。 衆人環視のもと、練習を行わざるを得なかったとのこと。 ま、敵地でのセッションともなれば、こう言う事は承知済みなんだろうけれど。
- 4羽のインコが4枚のカードを持っている - Morales, Iván de la Peña, TorricelliそしてTayfun(このトルコ人は招集メンバーには入っていないが) 彼ら4人は黄紙の累積が4枚。最初の3人が今夜、Sevillaで警告を受けると、次節のAlvacete戦の欠場が決定すことになる。
- スタメン予想 -
方やUEFA CUP出場権を目指して戦い、方や残留を目指して闘う。 そんな、Sevilla – Espanyolのスタメン予想です。
EFE通信の予想
Sevilla: Esteban; Daniel Alves, Javi Navarro, Pablo Alfaro, David; Gallardo, Martí, Torrado, Antonio López; Julio Baptista y Darío Silva.
Espanyol: Lemmens; Domoraud, Carlos García o Torricelli, Pochettino, Vignal; Wome, Fredson; Maxi, Iván de la Peña, Hadji; y Tamudo.
Árbitro: Iturralde González (Comité vasco). Campo: Ramón Sánchez Pizjuán. Hora: Sábado (18.00).
El Mund Deportivoの予想
Sevilla: 25 Esteban, 8 Daniel Alves, 2 Javi Navarro, 24 Pablo Alfaro, 3 David, 18 Martí, 16 Torrado, 7 Gallardo, 19 Julio Baptista, 21 Antonio López, 4 Darío Silva
Suplentes: Notario (p), Óscar, Redondo, Marcos Navas, Antoñito, Carlos, Hornos, Sergio Ramos Entrenador: Joaquín Caparrós
Espanyol: 13 Lemmens, 12 Torricelli, 17 Domoraud, 24 Pochettino, 3 David García 15 Fredson, 2 Wome, 25 Hadji, 9 De la Peña, 19 Vignal, 23 Tamudo
Suplentes: Toni (p), Morales, García, Jarque, Carlos García, Jordi, Àlex, Maxi, Raducanu Entrenador: Luis Fernández
- Pochettinoの相棒は誰なのか?? -
Luis FernandezはSevillaに旅立つ前に決めることは出来なかったようです。 上記のように、Lopoの穴をどうやって埋めるか...予想にバラつきがあるようです。
EL Mund Deportivoの見出しを借りるなら、Cantera o veteranía para sustituir a Lopo Canteraと言うのは若いCarlos GarciaくんやJarqueくん。そしてveteraníaというのは、 ToricelliやDomoraudのこと。
Soldevillaが健在ならば、問題なかったんだろうけれど...彼はご存知のように、 心の健康に問題があって戦列を離れております。(Campoちゃんと同じ鬱病なんです:涙)
Pochettinoの相棒をDomoraudにすると、彼の代わりに右SBにはToricelliが入ることに。 あるいは、若いCarlos GarciaをPocheと組ませると、Domoraudはいつも通り。 ただ、JarqueもSevillaへ連れて行ってるということは、彼にもチャンスがあるってこと。 この子もディフェンスラインの真ん中 (本職は左のCB)を守りますから。
とにかく、Domoraudが来るにしても、若い子たちが来るにしても、 大丈夫!!だってPocheが引っ張っていってくれるから。何も心配していません。
- Luis Fernandezのコメント -
Sevillaはホームでもアウェーでも、勝つことを知っているチームだ。 スピードのある選手たち、そして能力のある選手たちが揃っている。
ウチの選手たちには高いモラルがある。それは、困難に打ち勝ち順位を上げたことが示している。 簡単には行かないだろう。しかし、希望を持ち続けなければならないんだ。
Barcelonaは昨日雨だったのね。
- Gabriel Heinze enlutado -
Gabriel Heinzeは喪に服す...
昨日の朝、Nantes戦の召集メンバーを確認した時には、確かに彼の名前はあった。 南米予選を闘い終えてParisに戻ってきた彼はNantes戦に出場するはずだった。
ところが...今日のお昼、PSGのサイトをのぞくと、 Gabriel Heinze endeuillé こんな見出しがあった。
フランス語は分からないから、慌ててスペイン語へ翻訳してみた。 すると出てきたのが、Gabriel Heinze enlutado 上の見出し。
Enlutarとは、喪服を着せるとか、喪に服させるとか、悲しみに沈ませると言った意味を持つ他動詞。 瞬間パニックに陥った私は、必死の思いで辞書を引き始めた。Gabiが、Gabiが...泣いている。
この木曜日から金曜日にかけての夜、Gabriel Heinzeが最も尊敬し、 そして最も愛する人である、彼の父親が急逝したとの、悲しい記事でした。
una crisis cardíacaとのスペイン語に直ったので、死因は急性心不全と言うことでしょう。 この悲報を受け、Gabiはアルゼンチンへ飛んで帰りました。もちろん、Nantes戦は欠場です。 PSGはクラブとしてGabiを助けるために、Hugo Lealをチームを代表して 葬儀に参列させるべく、彼と一緒にアルゼンチンへ向かわせました。 Hugoとは歳も近く、また同じLiga族ということで、仲良かったですから...。 そう、PSGではPochettinoと並んでGabiの親友と呼べる立場の選手なのです。
また、今夜のNantes戦の開始前に1分間の黙祷が捧げられるとのことです。
記事に目を通した後、私は確認のためにつきさんのPSGサイトへ向かいました。 彼女もこの悲しい知らせをご自身のサイトに載せて故人の冥福を祈ってらっしゃいました。
Gabi...先日のEcuador戦の後、Parisへ戻る前にお父さんと逢ったそうです。 それが...今生の別れになってしまうなんて、誰が想像できたでしょう!!?? Gabiの心が泣いているのが感じられて、私も落ち込んでいます。
だって、Gabiがどれだけお父さんを愛していたのか...彼のファンは皆知っていたから。
私にとって一番印象的だったのは、昨年の1月にPSGの公式サイトで行われたチャットでの質問と答えでした。
D’où te vient cette énergie ? GH : « Du H, du E, du I, du N, du Z et du E ! De mon papa. »
スペイン語に直してみると、 ¿De dónde te viene esta energía? GH: ¡"El H, del E, el I, el N, el Z y el E!" De mi papá. "
どこから、そのエネルギーはキミのもとへやって来るの?? 「それはね、H、E、I、N、Z、E!! そ、ボクの父親譲りなんだよ」
コレだけで十分伝わってきました。Gabiが如何に父親を誇りに思い、 そして彼のことを愛しているのかを...。
また、これほどまで父親を敬愛できるGabiはなんと素敵なんだろう!!と思いました。 そのGabiが、この悲報に触れどれほど悲嘆に暮れているか...皆さんも感じることが出来ると思います。
Gabiは4人兄弟の末っ子なんですよ。 きっと、家族皆から、父からも母からも、そして兄たちからも 沢山の愛情を受けて育ったことは、間違いないでしょう。
14歳のときにNOBのユースチームに入団して以降、 彼は故郷Crespoを、つまり家族の元を離れて暮らしてきました。 そして20歳になるかならないかのうちに欧州へと渡りました。 今は遠くParisの空の下、新しい家族とともに暮らしているGabi。 一緒に過した時間はそれほど長くなかったかもしれない。 でも、Heinze家の人間がどういう家族なのかは、判る気がする。
今はただ、Gabiに一日も早く笑顔を取り戻して欲しいと願っています。 そしてGabiのお父さんのご冥福を心から願うとともに、 Gabriel Heinzeという素晴らしい青年を私たちと 出逢わせて下さったことに、心から感謝致しています。
本当に有り難うございました。 どうか、安らかに...
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