インコの巣の観察日記
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2004年02月22日(日) リーガエスパニョーラ 第25節 エスパニョール対レアル・マドリー 結果


やっぱり、この人は凄かった...。



21 Febrero 2004 Barcelona/España

Espanyol 2-4 Real Madrid

Espanyol: Lemmens; Carlos García (Tayfun, m.54), Lopo, Pochettino, Vignal;
Morales, Wome, Maxi Rodríguez (Jordi Cruyff, m.58), De la Peña,
Hadji (Claudiu, m.65); y Tamudo.

Real Madrid: Casillas; Michel Salgado, Bravo, Helguera 8Pavón, m.81), Roberto Carlos;
Borja, Solari (Cambiasso, m.46), Zidane, Juanfran (Figo, m.46); Raúl y Ronaldo.

Goles: 0-1, Ronaldo, de penalti (m.26). 1-1, Tamudo, de penalti (m.32).
1-2, Roberto Carlos (m.53). 1-3, Raúl Bravo (m.67).
1-4, Ronaldo (m.70). 2-4, Lopo (m.84).

Árbitro: César Muñiz (Colegio Asturiano).
Amonestacion: Bravo (m.21), De la Peña (m.23), Tamudo (m.25), Morales (m.25),
Casillas (m.32), Pochettino (m.37), Helguera (m.60).
Estadio: el Estadio Olímpico Lluís Companys de Barcelona
Espectadores: 46,100 今シーズン最高の入りでした。






WOWOWを見ることが出来ない私は、リアルタイムでCatalunya Radioに付き合ってました。
試合内容については、手元に録画テープが届き次第確かめてから書こうと思います。

と言うことで、今日はこの試合にまつわるネタを少し、載せておきます。



- 6勝4分3敗 -

El Mundo Deportivoも取り上げていたトピックスなのですが...
昨日の試合が第25節、Ligaは残り13試合となりました。
つまり残り13試合全勝したとして、獲得できる勝ち点は
13×3=39ポイントということになります。
ま、残り試合全勝と言うわけにはいかないので
(それが出来たら、多分UEFA CUPに出られると思う:爆)
現実的に、残留しようと思えばどれだけ勝たなくてはならないかを計算してみました。

昨日までのEspanyolの勝ち点が25試合で20ポイント(涙)
例年の残留ラインが、大体40ポイント前後。
42か43取れたら、ほぼ残留と言うのがいつものパターンです。

つまり...Espanyolは最低でもあと19〜22必要と言うことになります。
と言うことは、22獲得しようと思えば、6勝しなくてはならない。
6×3=18 22-18=4 残り4ポイントは引き分けで稼ぐとして、
4分+6勝=10試合 13試合-10試合=3試合

ってことは..3敗しか出来ない!!うわぁ〜、メッチャきついな(苦笑)


残りの対戦カードを見てみると、上位との対決で言えば、
DerbyであるBarca、優勝争いしているValenciaとDeportivo
これらの試合が残っております(困)

ここで全敗すると、3敗の枠を使い切ってしまう...それはムリだ。
ならば、この3試合を出来ることなら1勝1分1敗で乗り切れたら...
そうすると、取りこぼしがあと2回許されることになる(笑)
一番苦しい戦いはFuera、Camp NouでのBarca戦でしょう。
あのスタジアムでは、勝てませんって。

となると、CasaのValencia戦とDeportivo戦を
1勝1分で乗り切らなくてはならない。
苦しいけれど、でもコレが出来ないと残留なんてムリなんですよ。

他のチーム、たとえばMurciaとかAlbaceteとか、
あるいはZaragozaがEspanyol以上にコケる可能性もあるけれど、
他力本願の立場って、辛いですよ。
最終戦ウチが勝ってもそれだけじゃ残留が決まらないなんて、
そんなの胃に穴が開くほど苦しいですもん(笑)




- 今シーズン最高の入り -



この試合は、結果の方でお伝えしましたように、
46.100人と、今シーズン最高の入りを記録いたしました。
Derbyよりもお客さん入ったんですね(笑)
ま、Valencia戦とのセット販売が効いたのかもしれませんが。
ラジオの実況を聞いていても、観衆がいつもより多いと言うのが
判りました。だって集音マイクを通じて聞こえてくる
歓声も、そして抗議の指笛も、普段の3倍増しだったから(笑)

斜め読みなんで、怪しいんですけれど(笑)
5万本の青と白の小さな旗と、75枚の大きな旗を用意したとか。

観客の入りですが、昨シーズンは、ほぼ満席に近い51,000人の入り。
2シーズン前は47,900人の入りだったそうです。

それに比べて少ないのは、今の成績が関係しているのかなぁ...。
でも、こんな時だからこそMontjuicに足を運んで欲しいと思う、
日本のEspanyolistaなのでした。つぅか、根はMauristaなんですけれどね(爆)
いえ、別にMauriさんがいなくても、Espanyolは大好きですヨ!!







- Luis Fernandez監督のリアクション -

昨今の審判のジャッジに関する騒動を受けて、
「私にとっては、Cerar Muñizは良い主審だった。彼は見たまんまジャッジしたからね。
彼は試合をどう裁くべきかを知っていた。試合と言うものはこのように、
審判たちが笛を吹くままには終わらなくてはならないと私は思っている。」


また彼は、自分のチームの出来、特に前半の出来に満足しているようです。
「大体において、我々の出来は良かった。FWに得点を狙わせるチャンスも作ることが出来た。
チームは前半、様々な点で良くやったと言える。取り戻すことも、到達することも、
そして乗り越えることも知っていた。(つまり、攻撃も守備も非常に上手くやったと言うことですね)」


試合のキーポイントは、1-1の均衡を破ったReal Madridの2点目にあったと見ているようです。
「アレがダメージとなった。」

このゴールはReal Madridの選手たち個々の“能力”と言う個人の力によってもたらされたものだと言うことです。
つまり...それを防ぐ手立てをEspanyolは持っていなかった。
いいえ、Espanyolだけでなく、世界中のどこのチームもムリでしょうね。

攻撃と言うものは、個人の力でなんとかなってしまう部分ってあるけれど、守備に関しては
1人の力で防げる代物ではありませんから。DFって、そんな役回りだな(苦笑)

「我々にはこの試合の前半で見せたような、メンタルの強さがある。
そして、もしそれがこの先も持ち続けることができるのなら、
我々は残留することが可能であろう。」




暫定順位表です。日曜日の試合が終わった後で最新版をまた載せますね。

1 R. Madrid 56
2 Valencia 51
3 Deportivo 50
4 Barcelona 43
5 Athletic* 37
6 Atlético 37
7 Villarreal* 36
8 Betis* 35
9 Sevilla 34
10 Osasuna* 34
11 Málaga 32
12 R. Sociedad 31
13 Racing*** 29
14 Valladolid* 29
15 Mallorca* 28
16 Celta 27
17 Albacete* 23
18 Zaragoza* 23
19 Espanyol 20
20 Murcia* 16




Raul Bravo...嬉しかったんでしょうね。
Espanyol相手に決めたんじゃなかったら素直におめでとう!!と言えるのに(苦笑)
よりによって、インコちゃん相手に決めることないじゃん!!


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