インコの巣の観察日記
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2002年09月16日(月) どんな思いで

彼はキャプテンマークをRonaldinhoに渡したのだろう...。


遅ればせながら、前節のハイライトをやっと見ました。

あれは...Pochettinoの言うとおり、ホントに黄色一枚が妥当だと思います。
確かに、スライディングに行ったPochettinoの右足が、相手選手の足首に当たっている。
でも、スローで見てもわかったじゃないですか??とっさにPochettinoは勢いを弱めようとしていたことが...。
自分の右足が相手の足首を強く跳ね上げてしまえば、大きなケガを負わせてしまうかもしれないって、
とっさに勢いを殺して、足を引こうとしていたじゃないですか??
一発レッドは厳しいと思うのですが...

赤紙は全く予想していなかった...Pochettino自身もそうだったのでしょうね。
だって、赤紙が提示された時のPochettinoって...
ホントに“えっ!!??”と目を見張っていたじゃないですか(苦笑)
信じられないって表情で、主審に問いかけるPochettino...

そして、ピッチを去りゆく彼の顔は...あんなに憮然としたポチェってちょっと見ないよなぁ...
ってくらいに、怒ったような、悔しさが滲んだような、それでいて、どことなく寂しげな、何とも言えない表情でした。

あんなPochettinoは...見たくありませんね。

それにしても...Pochettinoのこういったプレーを見ていると、
大好きだったRafael Alkortaさんのことを思い出します。
元スペイン代表で、Real MadridとAthletic Bilbaoでのプレー経験を持つステキなCBさんです。
私に、守備の面白さ、そして守備の美しさを教えてくれたのはこの人でした。
あの人も...屈強な体を活かした激しい守りをする人だってけれど、
常にクリーンな人でした。絶対に汚いプレーはしなかった。
“ヤバい!!”って思ったら、何とか衝突を回避して、
相手にケガさせないように気を遣ってくるれる人だった。

RafaさんとPochettinoが好きな理由は同じかもしれないですね。
その激しいプレーとそこに隠された優しさに魅了されたんでしょうね、私は...(笑)
いずれ、このRafael Alkortaさんのこともお話してみたいですね。

さて、話はポチェの退場処分に戻りますが...
このPochettinoへの赤紙に対してAloisioが“納得行かない!!!”って執拗に抗議してくれたようで...
おかげで彼は黄色をもらってしまい、70分の2枚目と合わせて退場になってしまいました。
1枚目がポチェのためにもらった黄色と聞いて単純な私は「Aloisio、なんて良い人なんだぁ〜!!!
ゴメンね、Aloisio。キミのこと“アンタがちゃんとポストプレー出来ないから、
PSGのサイドアタックが生きてこないのよぉ!!”ってボロカス言っちゃって...(苦笑)」と謝りました(爆)


Pochettinoの退場と言えば...Espanol時代に見た記憶があります。
あの試合は...確かFigoと試合開始直後からやり合っていて、
ポチェがFigoの足を挟んだか踏んだかして、キレたFigoがポチェの足を蹴ったんですよね。
で、結局両方とも一発レッドで退場してしまったと言う...(苦笑)

でも...キミもArgentinoやネ!!って思った。
だって、足を押さえて倒れ込むPochettino...
あのぉ、それ、逆の足だと思うんですけれど...(爆)


何だか...久しぶりに昔のポチェが見たくなってきた気分(笑)
秋の夜長に、Espanolの試合を見返すのも楽しいかもネ!!


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