A Thousand Blessings
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2006年11月08日(水) |
日本アカデミー賞の正しい使用方法 |
現在、29日の午後8時。
あの『SWING GIRLS』が、 日本アカデミー賞の最優秀脚本賞(!!)、優秀監督賞(!)、優秀作品賞(!)■。 あーら、びっくらこいた。こ、こ、この、、ゴミくず以下の救いようがないほどの ド素人のいきあたりばったりの小学生の便所の落書き的思いつき脚本が 日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞したとはね〜〜・・・・。 ま、金とか政治力とか、そういうものが動いたと解釈するしかないわな。 それか、元々、日本アカデミー賞なるものの正体が 『SWING GIRLS』の矢口史靖監督に 最優秀脚本賞を与える「程度」のレベルの低いものであったことの証明か。 ま、要するに、その両方ってことか。ならば、日本アカデミー賞というのは かなり信用できるな。つまり、この賞を受賞したものは、最初からレンタルしなければ 一本のレンタル料380円を無駄にしなくてすむ。 そういう使い道があったのか。気づくのが遅いぞ、墨田妖児。反省せよ!
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先日の日記に、後日追記しておいたけど ここでもちょっと補足。
映画『チルソクの夏』■。なかなか良かったけど、 必要のないシーン、つまり、取っ払った方がグっと物語の流れが良くなる シーンについて、ちょっとだけメモ風に書いておこ。
おそらくアメリカ映画の『プリティー・リーグ』あたりに影響されたんだろうけど、 冒頭の「現在の彼女達」は必要ないと思う。 いきなり1976年から始まった方が、締まる。 途中、公園で4人が“なごり雪”を泣きながら歌うシーン。 全く不必要。主人公を陰から見守る3人というシチュエーションだけで 十分に友情は描けている。むしろ4人で泣くことで説明的になりすぎるし、 何よりも「ベタすぎて・・・・臭い」(笑) 同じ理由から、海に向って「バカヤロー!」と叫ぶシーンも不必要。 喜びや悲しみ、怒りといった感情を言葉で表現するのは素人、 プロはそれを映像や音楽で表現しなくちゃ。 それとも「バカヤロー!」と主人公に言わせなくちゃ、僕ら観客は 主人公の怒りについて理解出来ないとでも思ってるのかな?(笑) それは失礼だろー。 最後、エンドロールでのイルカの“なごり雪”。 1番は韓国語で歌われ、2番が日本語なんだけど、 韓国語で歌う必要はない。日韓友好の意味でそうしたのかも しれないが、映画のテーマ(主役ふたりの心の動き)を考えると、 むしろ全部日本語で歌ったほうが正しいと僕は思うなぁ。
しっかし、イルカって歌、下手すねー(笑) 途中、先生役で登場したけど、あれも不必要。
映画ってさ、見たことも聞いたこともない役者だけでキャスティングしたほうが ずっと面白く見れると思う。イルカや山本譲二が出てきた瞬間、 “なごり雪”や“みちのくひとり旅”のメロディーが頭の中に流れてきたもん。 それだけで映画としてはマイナスだろう?
以上。でもいい映画だったよ。上野樹里のブサイク加減も実に自然だし、 何よりも主役のふたりの高校生(韓国人男性と日本人女性)のキャスティングが 素晴らしい。陸上やってる女子高生って、あのころはあんな感じだったよ。
「チルソク」とは韓国語で、七夕のこと。
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今日の紅葉特別あ、競馬のことね。 僕の親父が買った馬券が大当たり!! 100円が13万円になったどー!! 家族で大喜び。晩飯は小僧寿しの特上。 競馬歴30年で最高の配当だったらしい。 しかし、親子でその後呟いた言葉は、「もう100円買ってれば・・・・26万!!」 だったとさ。パソコン買い換えて、CD買って、DVD買って、もちょっと 仕事しないでも暮らせたわー。ああー、働きたくねぇ。
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グールド聴いてまっせー。プロコフィエフとスクリャービンは面白すぎ。 バッハの「イギリス組曲」はペライア盤と対で聴かれるべきだね。 そうだ!今日の競馬配当金(親父が小遣いをくれた。すまん・・・親父・・泣) でキース・ジャレットが演奏する「ショスタコの24の前奏曲とフーガ」(再発!) をHMVに注文しようっと。
オザケンの「いちょう並木のセレナーデ」に元ネタがあったとは。。知らなかった。 原由子の名曲らしいぞ。タイトルは同じく「いちょう並木のセレナーデ」 (作詞・作曲は桑田)。 ネットで検索すると、結構みんな知ってることだったのね。■ つまりは、アンサーソングね。 オザケン一筋のジャズ師匠とオザケン歴4年のジャズ師匠の弟子は 知らなかったのだ・・・・。ううう。早速、レンタルして聴いてみようっと。
あ、あとビートルズ(?)のこれ→■
響 一朗
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