A Thousand Blessings
2004年1月〜最新ひとつ前に戻るひとつ先に進む


2006年06月28日(水) SMILEを聴け

ボーナストラック2曲(バックトラック演奏)が聴きたくて
「SMILE」の国内盤を買いなおす。
でも正解。特に“キャビネセンス”は秀逸。僕はこのカラオケでは歌えない。
難しすぎて。
スマイル本にも書いてあるが、ワンダーミンツのダリアン・サハナジャの尽力が
スマイル完成を可能にしたのね。
彼がいなければ、100%完成していない。
ワンダーミンツがメジャーデビューしたとき、
ブライアンは次のようなことを言っていた。
僕には社交辞令のように感じたが、本気だったんだなー。ブライアンの人を見る目は
すごい。
「もしワンダーミンツのようなバンドが1960年代の僕のバックを勤めてくれたら
『ペットサウンズ』の全曲ライブ演奏も可能だっただろう」
細かい部分では違っているかもしれないが(笑)、そんなことを言ってた気が。
驚くべきブライアンマニアのダリアン・サハナジャは、スマイルのありとあらゆる
断片を収集していたという。それを組みあわせながら、ブライアンの当時の記憶を
紐解き、完成するはずだった1960年代の「スマイル」に極力近いものを
再構築していった。気の遠くなるような作業。
しかし、完成版のスマイルのすごいところは、
そこにさらに驚くべき新たなアレンジが
加えられたこと。
もっとも感動的だったのは、サーフズ・アップのストリングスかな。
これから、スマイルのドキュメンタリーDVDを見るが(10度目の鑑賞)
見るたびに何らかの新発見がある。こんな音楽、どこにある??

ディランの「ノー・ディレクション・ホーム」DVD(3時間半!)を見て
コステロとアラン・トゥーサンの共演盤と
ジョニー・キャッシュの未発表音源集と
小谷美紗子の「night」と
leyonaの“レイニー・ブルー”(岸田繁作品)と
サンタナの「ロータスの伝説」から“ネシャブールの出来事”を聴き
暑いながらもそれなりに充実した一日を過ごせた。
ただ、午前中にした腱鞘炎注射(6箇所も!)の痛さは、シャレにならんな。
注射をした日は風呂に入れない。シャワーも禁じられている。
こんなに暑いのに。なんてこったぁ〜

あーー、ボブ・ディランの編集CD−Rを作る時間がない。
新しい編集CD−R(sumita’s selection)の選曲も
3枚分終了しているのだが曲順を決定する体力がない。
仕事がある日は、一日が12時間。休みの日は一日が48時間ならいいのに。
アホなことばっか考えている


響 一朗

My追加