A Thousand Blessings
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2006年02月27日(月) |
MOONDOGを楽しむ |
大好きなアート・ガーファンクルの“オール・マイ・ラブズ・ラフター”に 友人のTさんも強く惹かれていることを知り、大いに喜ぶ。 そっかー、キース・ジャレットの匂いかぁー。さすが、Tさんの耳はすごい。 「ウォーターマーク」はガーファンクルの最高傑作。間違いない。 全曲ジミー・ウェッブの書き下ろしというのも 今考えてみるとすごいことだ。もちろんリアルタイムで感動した記憶がある。 当時の僕の彼女も好きだった。ふたりでよく聴いたな。 3rdアルバムまでのガーファンクルは、文句なく全部よい。聴けよ若者。
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それでもCoccoの新曲“音速パンチ”(3曲入り)を購入してみる。金が無いのに・・・・。 で、早速結論。やはり駄目曲。 駄目な点は3つ。 1 曲も詞も表面的でちっとも心の奥に届いてこない。つまり元が悪い。 2 今さらなアレンジ。(聴いてて恥かしくなる。) 3 これまた今さらなミキシング。こんな録音をしている限り進歩はない。 以上、カップリング2曲に関しても全く同じ感想を抱く。 タワレコ池袋店(だったかな?間違ったらすまん)では3曲目必聴!とか書いてあったが 録音だけ綺麗なこんな薄っぺらい内容の歌に感動してちゃ駄目よ。若者。 つまり、Coccoには積極的に歌を作る理由が無いように思うのだ。 もしもやる気満々でこの作品だったら、それは才能が枯渇したということ。だね。 岸田繁がコラボを解消(?)したのもCoccoに見切りをつけたから?分からんが。
昨年発売されたMOONDOGのベストアルバムを本日購入。 当然だが輸入盤。36曲入り78分。 で、ムーンドッグを知ってる人って、どれくらいいるのだろう? 僕もTさんの部屋で初めて聴いた。衝撃的に面白かった。 この面白さを分かち合える友人が、、僕にはTさんしかいない。 そして僕もTさんも決してムーンドッグをしかつめ顔で聴いたりはしない。 この世のあらゆる「音」の価値を知り、その面白さを理解できるから ムーンドッグも楽しめちゃうのだ。 前衛だが決してアカデミックではない、ムーンドッグ。 哀しみが通奏低音として流れつづけるムーンドッグ。
中ジャケの写真も素敵だぞ!
響 一朗
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