A Thousand Blessings
2004年1月〜最新ひとつ前に戻るひとつ先に進む


2006年01月31日(火) 編集2枚組CD-R 【 未来世紀ブラジル 】

ブラジル音楽って、メロディとハーモニーとリズムのバランスが完璧にとれた
大衆音楽の理想形のような気がする。
豪放さと繊細さ。野卑と洗練。エロティシズムとインテリジェンス。
まあ、ひとくちにブラジル音楽と言っても幅はかなり広く、
たとえば日本のポップスをJ-ポップというジャンルで括ってしまうのに
無理があるように、ブラジル音楽にもさまざまな形態と歴史があるのだが。。

今回のCD-Rは、「ブラジル音楽の基本!」とか「これを聴け!」的なものではなく
100%僕の趣味・嗜好で選曲した。
誰かに向けて作ったのではなく、自分のために作ったもの。
ジョイスの“フェミニーナ”を、ディスク1の1曲目に
カエターノ・ヴェローゾの“ミーニャ・ヴォス・ミーニャ・ヴィーダ”を最後に、
ジョビンの“イパネマの娘”をディスク2の1曲目に
エリゼッチ・カルドーゾの“トタン屋根のあばらや”を最後に持ってきたところに
僕のこだわりがあったりして。なんちって。



sumita’s selection  2006.1.31

編集CD-R  【 未来世紀ブラジル 】


DISC−1

1 ジョイス/フェミニーナ    『Feminina』(1980)
2 ジョイス/ムッシュ・ビノー   『Agua E Luz』(1981)
3 ジョイス/サンバ・ヂ・ガーゴ  『Agua E Luz』(1981)
4 エリス・レジーナ/コヒーダ・ヂ・ジャンガーダ  『In London』(1969)
5 エリス・レジーナ/ザズエイラ  『In London』(1969)
6 エリス・レジーナ&アントニオ・カルロス・ジョビン/三月の水『Elis&Tom』(1974)
7 エリス・レジーナ/酔っ払いと綱渡り芸人  『Essa Mulher』(1979)
8 ジョアン・ジルベルト/三月の水  『Joao Gilberto』(1973)
9 ジョアン・ジルベルト/ウンディユ  『Joao Gilberto』(1973)
10 マルコス・ヴァーリ/アジムーチ  『Mustang Cor De Sangue』(1969)
11 マルコス・ヴァーリ/フレイオ・アエロジナーミコ  『Marcos Valle』(1970)
12 ベッチ・カルヴァーリョ/去りし愛へのサンバ  『Mundo Melhor』(1976)
13 ベッチ・カルヴァーリョ/サンバは死なず (1978)
14 マリア・ヒタ/caminho das aguas   『Segundo』(2005)
15 マリア・ヒタ/casa pre-fabricada  『Segundo』(2005)
16 カエターノ・ヴェローゾ/オンヂ・オ・ヒオ・エ・マイス・バイアーノ『Livro』(1997)
17 カエターノ・ヴェローゾ/ミーニャ・ヴォス・ミーニャ・ヴィーダ『Livro』(1997)




DISC-2

1 アントニオ・カルロス・ジョビン/イパネマの娘 
  『The Composer Of Desafinado,Plays』(1963)
2 アントニオ・カルロス・ジョビン/ワン・ノート・サンバ
  『The Composer Of Desafinado,Plays』(1963)
3 アントニオ・カルロス・ジョビン/ノー・モア・ブルース
  『The Composer Of Desafinado,Plays』(1963)
4 カルトーラ/愛するマンゲイラ  『Verde Que Te Quero Rosa』(1976)
5 カルトーラ&ネルソン・カヴァキーニョ/詩人の涙 
  『Verde Que Te Quero Rosa』(1976)
6 マリーザ・モンチ/アモーレ・アイ・ラブ・ユー 
  『Memories,Chronicles And Declaretions Of Love』(2000)
7 マリーザ・モンチ/エスタ・メロディア 『Rose And Charcoal』(1994)
8 ピシンギーニャ&ベネジート・ラセルダ/1対0 (1946)
9 ピシンギーニャ&ベネジート・ラセルダ/歩調を合わせて (1949)
10 イヴァン・リンス/ヘイ・ド・カルナヴァル 『Modo Livre』(1974)
11 イヴァン・リンス/グアルヂ・ノス・オーリョス『Nos Dias De Hoje』(1978)
12 レニーニ&スザーノ/君が信じなくても  『Olho De Peixe』(1993)
13 レニーニ&スザーノ/不安  『Olho De Peixe』(1993)
14 ジョルジ・ベン/ポンタ・ヂ・ランサ・アフリカーノ 『Africa Brasil』(1976)
15 ジョルジ・ベン/シカ・ダ・シルヴァ  『Africa Brasil』(1976)
16 エリゼッチ・カルドーゾ&セルジオ・ビテンコート/ジャコーの思い出『Preciso Aprender A Ser So』(1972)
17 エリゼッチ・カルドーゾ/トタン屋根のあばら家 『Ao Vivo No Teator Joao Caetano 』(1968)





まったく性格の異なる以下の2枚。
無人島に持って行くなら、今なら、、これかな。




「エリス・レジーナ/イン・ロンドン」




「ジョアン・ジルベルト/三月の水」


響 一朗

My追加