A Thousand Blessings
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2005年10月04日(火) 秋葉原占領区

僕はある意味変態だけど、メイド喫茶はわかんねーなー。
美少女テレビゲームが3次元になっただけだし、
覗き部屋でオナニーするのとあんまり変わらない気がする。
あそこにいる若者の多くは変態さんなんだろうけど
(変態をけなしてるんじゃないぞ。誤解無きように。)、
なんかあの程度で満足出来ちゃう志の低さみたいなもんがやだなぁー。
メイドさんもほとんどマックのマニュアル化された接客と同じで
スケベゴコロを刺激してくれない。私はカワイイでしょ?、っていうのがミエミエで
しらける。つまり、とてもじゃないがあの程度では勃たないわけでして。
まあ、だからメイド喫茶は成り立っているんだろうけど(笑)
真面目な変態さんたちが犯罪すれすれのラインの“遥か手前”で、
モゾモゾと蠢く姿は、まさに今の時代だなーって思う。


で、今日、用事があってアキバに行ってきた。
遊びじゃないので、あちこち見て廻れなかったが、
なんか、アニメ系のショップが前よりさらに増えた感じがする。
僕はAV(オーディオ・ヴィジュアルじゃなくてアダルト・ヴィデオの方ね)しか
興味ないから、知り合いと待ち合わせの時間まで、
DVDショップで紅音ほたる(旧名・秋月杏奈)の未見分の裏パッケージを
目を細めて(老眼のため)見てた。
秋月杏奈時代のプレイの方が個人的には好みなんだが、
ルックスは常に高いレベルでキープされているので
当然、紅音ほたるも無視できない。って、何を語ってるんだか(汗)
あ、「あかねほたる」って読みます。誰に教えてるんだ?俺。
そのあと売り場を一周したんだけど、すごいねーアニメの世界は。
もう全部同じに見えちゃう(笑)個性がないこと甚だしい。
(ま、AVも同じかも・・・しれないけど。)
そのアニメDVDを見ている諸君の年齢が思ったより高いのにも驚いた。
20代後半が結構いるもんね。おまいら、淋しいんだなぁー、と
思わず肩を叩いてやりたくなったよ(笑)これからメイド喫茶に行くのか?
最後はイメージDVDコーナーで眞鍋かをりさまの見事な姿態を
拝ませてもらって、店をでた。
僕が子供の頃は、アキバといえば家電の街でね。
洗濯機やテレビや掃除機なんかを買いにいったものさ。
急激にこれほど街のイメージが変わったのもそうはないんじゃない?
妙に病んだ活気に満ち溢れていてね。みんな猫背でさ。曇り空だし。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜


【 雑記帳 】

行き帰りの電車の中で精神科医・香山リカ著『ぷちナショナリズム症候群』
を読む。僕のような読解力の欠如した者でも楽に読める。
内容にいちいち頷く。中公新書。

渋谷の街頭で、のまネコ問題の抗議行動があった。
“当事者ではない”2チャンネラーたちが“切々と”訴える姿をみて
僕はひとこと。「おまいらなぁ・・・」。

「旅行会社が大丈夫って言ったのでそれを信じて」
と、それでもバリ観光に行くひとたち。
何でも信じる日本人。

ドラフト会議終了後のT君。「セリーグはテレビに映るので嬉しいです」。
イチローは「プロ選手になれればどこでもいいと思ってました」と
かつて語った。

夏をすぎてゴキブリ君も静かになった。お灸を据えられてすっかり縮こまった
ゴキブリ君に「らしくないぞー!」とエールを送るバカ。縮こまっても
動き回ってもゴキブリには変わらんじゃろうがー。普通ゴキブリは始末される。

荒井由実の傑作“晩夏”をぶち壊した平原綾香。編曲の問題を差し引いても
罪深いぞ。彼女は感情の込め方の匙加減が分かってない。
みんなが誉める彼女の唱法が実は最大の欠点であることも。

ゴールデン・カップスのDVD。長尺インタビューでいくつかの謎が解けた。
マモル・マヌーへの過大評価とか、ミッキー・吉野への過小評価とか。
当時15歳だったミッキー・吉野が考えていた事にちょっと驚く。

ポール・マッカートニーのアルバムを5枚立て続けに聴いて分かった事は
ビートルズ時代より、俺、解散後のポールの方が好きだわ、ということ。

米田憲司・著『御巣鷹の謎を追う』(宝島社)を読み終える。全282ページ。
しばし、無言で思いにふける。
付録のDVD「ボイスレコーダー分析」に収録されたコックピットのやりとり
は生々しい。

明日はキース・ジャレットの東京コンサート2002のDVDと
クリームの再結成コンサートのDVDが発売される。
どーしよー・・・。金がない。







「菊池雅章&グレッグ・オズビー/ビヨンド・オール」
「ザ・ゴールデン・カップス/ザ・ゴールデン・カップス・アルバム」
「ザ・ゴールデン・カップス/アルバム第2集」
「ザ・ゴールデン・カップス/ブルース・メッセージ」
「マーク・ドレッサー&デンマン・マロニー/タイム・チェンジ」
「松田聖子/パイナップル」
「松田聖子/ユートピア」
「松田聖子/CANDY」
「松田聖子/風立ちぬ」




























ちょっといまいち反応しなかったKOプロジェクトも今は完全に来てますー。
デンマン・マロニーの面白さは格別。マーク・ドレサーもすごいね。
2曲目にハマったなー。いや、全部かな。
インタビューでミッキー・吉野はカップスの初期のスタジオ盤は
とても満足できるものではない、と語ってた。
その通りだと思うよ。でも、もう体に染み付いちゃってるのねー、僕ら。
松田聖子の黄金時代。すごかったね。

おやすみ。


響 一朗

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