A Thousand Blessings
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2005年06月10日(金) |
オリジナル編集CD-R【オツム・コン!コン!】【ノーバート・プットナムと細野晴臣】 |
青春の1ページ。 10代の終わり、毎週土曜日の夜、TBSラジオで「ヤングタウン東京」 なる番組がオンエアされていた。 テーマ曲は石川晶(超有名ドラマー)作曲の・・・タイトル失念。 確か、ヤングタウンシンガーズなるものがあって、歌っていた気がする。 番組の司会は桂三枝とマリ・クリスティーヌ(若い頃はかわいかった!)。 まず。はじめに赤坂のTBSホールからの公開生放送があって、 10時になるとスタジオ生に切り替わったと思うのだが。 何回もTBSホールに足を運んだ。 当時は親友の、その後ミニコミ誌編集段階で喧嘩別れしたI君と一緒に。 TBSホールの外で随分長い時間並んだが、 やはり公開生放送の楽しさは格別だった。
赤い鳥が出ていたな。それからジローズ解散後、“人力飛行機のバラード” を歌っていた頃の杉田二郎。そして、2人組でデビュー直後のオフコース。 (1969年に3人組でデビューしているが、その後2人になって再デビュー) 当時は杉田二郎と組んでいて、「杉田二郎とオフコース」と名乗って いたように思う。いや、「杉田二郎とジ・オフコース」だったかな? 鈴木も小田も生ギターを弾いていて非常に上手かった。 番組の中で初めて“僕の贈り物”が二人だけで披露された時、 「なんか、ダラダラとした曲調だな・・」と思ったものだ。 ただし、ハーモニーは素晴らしかったな。少年が歌っているかと 思うほど澄んでいた。
最近、寝る前に20歳前後の自分が何をしていたかを考える。 これって、老人化の始まりなのかな? 30年前の自分。現在29歳の人は、まだ生まれていない。当たり前か。 地下鉄丸の内線は真っ赤な車両で、新幹線はひかりとこだましかなくて、 東西線も有楽町線も三田線も走ってなくて、渋谷は落ち着いた大人の街で ちょっと裏通りに入ると気のきいたロック喫茶やジャズ喫茶があって 長髪・ベルボトムの学生たちがタバコの煙がたち込める店内で 語り合っていた。
フォークやロックのコンサートにはよく行ったなぁ。 日仏会館、共立講堂、渋谷公会堂、厚生年金会館小ホール、 、、たまに武道館。サンプラザはすでに存在してたかな?忘れた。 他にも安いコンサートは腐るほど見た。会場名は思い出せない。 なんか、楽しかったな。パソコンも携帯もアダルトDVDも、というより ビデオデッキすらない時代だったけど今よりずっと満たされていたな・・。 聴きたい音楽、見たい映画、読みたい本が次々に出現して 金銭的には相当きつかったが、自分の頭や心に新しいものが 蓄えられていくことが嬉しくかった。そういう体験って、あの時期だけ のものなんだね。
当時の悲惨な体験。 バイトで貯めた7万円(時給330円です!)で購入した S・ヤイリのハンドメイド・フォークギター。 素晴らしい音色で、それまで持っていたモーリスのフォークギター がオモチャに見えるほど。嬉しくて嬉しくて、なんか達成感があった。 が、購入1ヵ月後に、空き巣に入られて盗まれた・・・・(号泣) 金目のものには一切手を触れず、、ギターだけを持ち去った。 僕のギターに狙いを定めた犯行。ううう・・・。犯人は貧乏な フォークシンガーか? それがきっかけだったのかもしれない。 その後、僕はドラム演奏にのめりこんでいくのだった。ああ青春。
・'゜☆。.:*:・'゜★゜
さて、梅雨入りの不快感を吹き飛ばすオリジナル編集CD-R。
sumita’s selection 2005.6
【オツム・コン!コン!】 ※ CDーRタイトルになったスパイダースの“オツム・コン!コン!” が頭から離れなくなって何年たつのだろう・・・。 11、12、13のザ・ポップ・グループでリミットまで振り切れたあとは、 19分間のソウルナンバーであの世にイっちゃって下さい。
1 ウェイティング・フォー・ユー/キンクス 2 セット・ミー・フリー/キンクス 3 エンド・オブ・ザ・デイ/キンクス 4 あの時君は若かった/ザ・スパイダース 5 バン!バン!/ザ・スパイダース 6 オツム・コン!コン!/ザ・スパイダース 7 フリフリ/ザ・スパイダース 8 フール・ストップ・ザ・レイン/CCR 9 アイ・ハード・イット・スルー・ザ・グレープヴァイン/CCR 10 雨を見たかい/CCR 11 ワン・アウト・オブ・メニー/ザ・ポップ・グループ 12 ハウ・マッチ・ロンガー/ザ・ポップ・グループ 13 コミュニケイト/ザ・ポップ・グループ 14 スピリット・イン・ザ・ダーク(ライブ・アット・フィルモア・ウエスト) /キング・カーティス&アレサ・フランクリン&レイ・チャールズ
【ノーバート・プットナムと細野晴臣】 偉大なる2人のベーシスト! ※ エリア・コード615のベーシスト、ノーバート・プットナム(8日の 日記を参照)と日本を代表するベーシスト、細野晴臣を 堪能してくだされ!
1 グレイ・スート・メン/エリア・コード615 2 午前4時10分前/南正人 3 スリーゴ/エリア・コード615 4 コバルト・アワー/荒井由実 5 ラッシャン・レッド/エリア・コード615 6 冬越え/細野晴臣 7 デヴィル・ウィード・アンド・ミー/エリア・コード615 8 JACKSON/キャラメル・ママ 9 ルビー/エリア・コード615 10 ほうろう/小坂忠 11 ジャスト・ライク・ア・ウーマン/エリア・コード615 12 住所不定無職低収入/細野晴臣 13 スコットランド/エリア・コード615 14 はいからはくち(解散コンサートヴァージョン)/はっぴいえんど
「南正人/南正人ファースト・アルバム」 細野晴臣のベストプレイは、このアルバムに収録された “午前4時10分前”。もう黙って聴くしかないしょ。 異論がある人、手を挙げて!
響 一朗
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