A Thousand Blessings
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2005年05月05日(木) 浜田真理子の“黒の舟唄”

ミュージック・マガジンで北中正和も書いていたが、
浜田真理子の新作ライブ「ROMANCE」に収録された“黒の舟唄”の
カヴァーヴァージョンはどえらい出来となっている。
オリジナルは野坂昭如かな?長谷川きよしのヴァージョンも有名だが。
野坂も長谷川も浜田真理子の前では、明らかに霞む。
というか、もう聴けない。
声とピアノの音色。テンポ設定。そして最も重要なのが
浜田の歌唱法。誰とも似ていない。どこといって個性的な唱法では
ないのだが、平凡ではない。声を作りすぎるわけでもない。
まるでホーンのように鳴らしているにすぎない。
森山良子の歌唱法が非常に不自然に感じてしまうほど、
浜田のそれは自然体だ。浜崎あゆを好む奴等には
100年経っても理解できない。ゆえに今の日本では主流になれない。
それが正解。島根の松山(浜田の活動拠点)でひっそりといい仕事を
続けてもらいたい。ちなみに、DVD(mariko live 「四十雀」)は
素晴らしいので、ぜひごらん頂きたい。


Coccoとくるりが合体したグループ「singer songer」のデビュー曲を
ラジオで聴く。最高。
曲は誰が書いたのかな?岸田?
さすが分かってらっしゃるメロディ展開。プロすね。
Coccoの声はいいなー。癒されるなー。美しい景色を見ながら
ウォークマンで聴きたいなー。
ミスチルの“未来”とあわせて発売が待ち遠しい。
ちなみに最初聴いた時は、マイラバの新曲かと思った(笑)


追伸。Tさんへ

「クラウス・オガーマン・アレンジメンツ」の曲目は
4月7日の日記にアップしてあります。


響 一朗

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