A Thousand Blessings
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2005年02月13日(日) 村井邦彦

日記も更新せず、精神的隠遁をしておりましたとさ。
パソコンもボロボロだとさ。(はて投げやりな・・・)

さて、大好きな作・編曲家、村井邦彦にスポットを当てた
オリジナルCD−Rなのだ。
今年の一月に発売された、村井邦彦のソロアルバム
「compositions」
(素敵なジャケット!)を聴きながら、今こそ村井邦彦だ!と合点した。

トワ・エ・モア“ある日突然”の控えめな弦&管のアレンジにグっときた方、
村井マジックの世界へようこそ。

略歴

60年代後期のGSブームで作曲家として頭角を現わす。
70年代に多くの名曲(ほとんどがエバーグリーン)を作曲する。
編曲家としても超一流で、独特な和声感覚は一聴して村井邦彦と
分かるものである。一言で言えば、ハイセンス。
べとつかない、くどくない、しつこくない、音が団子にならない、
旋律に対してつけられる和声の色彩が常に中間色etc..
たとえば、一見、村井邦彦の世界とは異質な印象の
「ピーター/夜と朝のあいだに」「北原ミレイ/ざんげの値打ちもない」
「辺見まり/経験」「辺見まり/めまい」といった作品においても
実に巧みな和声を用いて音楽を創作しているのが分かる。
プロデューサーとして、赤い鳥、荒井由実、ハイファイセット、YMOを
世に送り出す。あの有名なレコード会社「アルファレコード」を設立し
社長になる。その後、社長を辞めたあとは、映画音楽の作曲を中心に
活動していくが、90年代に入って音楽出版会社を設立。
現在も作曲家として現役である。

・'゜☆。.:*:・'゜★゜

50年代後期から60年代後期にかけてのアメリカンポップス、
ジャズ、ブラジリアンポップス。
この3つの要素が村井邦彦作品の重要な骨格になっている。


sumita’s selection 2005.2月
オリジナルCD−R 【村井邦彦〜髪がゆれている〜】


1 トワ・エ・モア/ある日突然
2 トワ・エ・モア/虹と雪のバラード
3 ズー・ニー・ヴー/白いサンゴ礁
4 ザ・テンプターズ/エメラルドの伝説
5 ザ・テンプターズ/涙のあとに微笑を
6 ザ・ゴールデン・カップス/愛する君に(編曲のみ。作曲は鈴木邦彦)
7 ザ・モップス/朝まで待てない
8 アダムス/旧約聖書
9 ザ・タイガース/廃墟の鳩
10 赤い鳥/窓に明かりがともる時
11 赤い鳥/美しい星
12 赤い鳥/誰のために
13 赤い鳥/忘れていた朝
14 赤い鳥/翼をください
15 赤い鳥/言葉にならない言葉
16 ハイファイセット/スカイレストラン
17 GARO/美しすぎて
18 村井邦彦/髪がゆれている




響 一朗

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