A Thousand Blessings
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2005年01月27日(木) ウォーレン・ジヴォン

日曜夜、東京12chの音楽番組「ミューズの楽譜」ってどーよ?
毎週、遅い晩飯を食いながらテレビ画面に向かってつっこんでいるけど
(なら、見なきゃいいじゃん(笑))。
30代以上をターゲットにした「良質」な音楽番組なんだってさ。
僕は50だからターゲットには入ってるわけか。
しかし、今の30代より上って、ほんとつまらない音楽を聞いてるのね。
もちろん仕事が忙しくて音楽どころじゃねーよ!という企業戦士(戦死)
は別として、いわゆる「私は熱心な音楽ファンですよ。はい。」といった連中は
日々毒にも薬にもならない音楽の鑑賞に貴重な時間を費やしている訳か。
「ミューズの楽譜」と小田の「月曜組曲」は同類ね。
決定的にラディカルさに欠ける安心感。口当たりがいい。
優しい気持ちになれる。
こんな素敵な音楽に涙するわたしって、ほんとうにいい人。
CDショップの店頭に並んだ3000円もする国内盤を月に3枚だけ買うOL。

司会は感性ゼロ無神経で有名な川平慈英(兄貴の方も同様にオバカ)と
大阪芸術大学教授のヴァイオリニスト川井郁子のふたり。
すけべヴァイオリンを弾かせたら天下一品の川井だが、
世間や本人が思うほど美人ではない。(笑)
それよりも、演奏中もゲストの話を聞いているときも
ポカンと半開きに開けっ放しの口を何とかしてくれんかのー。
鼻が詰まってるの?それとも、エクスタシーの表情を演出してるの?
非常にだらしなくみっともない。
だれかが注意してやらないといけない。とりあえずは親兄弟。

ちなみに毎回見事なくらいどうでもいいゲストが登場する。
僕や友人的には、こんなの聴いてるとアホになるぞー!ってな世界か。
30代以上にとって、ロックミュージシャンってオオグロマキなん?
ジャズシンガーってケイコリーなん?
なら、見なきゃいいじゃん。(笑)自分につっこむ。


・'゜☆。.:*:・'゜★゜


2002年9月に肺癌で亡くなったウォーレン・ジヴォン(享年56歳)が
死の間際まで録音しつづけたアルバム「THE WIND」を聴きながら、
発売後1年半もこのアルバムの存在に気付かなかったことを恥じる。
CD「THE WIND」(ジャケット写真を見てほしい!)と
ドキュメンタリーDVD「(inside)out」の深い世界に
休日全てを費やして浸る。
一貫してハードボイルドな世界観を持ちつづけたアーチスト、
ウォーレン・ジヴォンが死の直前に発した言葉に心が震えた。

デヴィッド・レターマンとの会話。

デヴィッド「僕が知らない何かを今の君は知っているかい?」
ウォーレン「食べるたびに、サンドイッチの味をどのくらい楽しむことに
      なっているかを知っているよ」

『ある行路を選び、ジム・モリソンのように生きたのに
 30年以上余計に生き延びた。自分で選択したら
 それがもたらす結果を受け入れて生きなくちゃならないね』

これこそが、生きた言葉だと、僕は思うがどうだろうか?


・'゜☆。.:*:・'゜★゜



巨大振り込め詐欺会社が摘発された。
数十人の社員(末端までいれれば数百人という噂も)で構成された
いわゆる「会社」であった。
売上高(つまり被害額)はおよそ200億円。
見せしめに死刑にしましょう。
人を騙すにはそれなりの覚悟が必要という訳で
日本も厳しい法律をつくるべき。
うちの近所にもあからさまに催眠商法的な自然食品の店があって、
毎日主婦や老人が入り浸っているが、
これほどテレビで報道されても引っかかるのは
結局引っかかる側にも重大な責任があるということで、
引っかけた側は死刑、被害者は泣き寝入り、というのが
正しい法律だと考える。
ただで物をもらおうなんていう欲の皮がつっぱった連中は
泣き寝入りすべし。



響 一朗

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