A Thousand Blessings
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2004年06月24日(木) 選挙と懲りない国民性。ドラマー、江口信夫を聴け。

日本を戦前に戻したがっている腐った連中。
たとえば、石原慎太郎。
暴言・妄言を繰り返しながらも、多くの支持を得ているという現実。
かつて、友人に石原のファンがいて口論になったことがある。
友人はお決まりの「リーダーシップ」という言葉を持ち出す。
仮にリーダーシップがあったとしよう。
しかし、そのリーダーが連れて行こうとしている先をお前は考えた事が
あるのか?!と。
そんな簡単なことすら見えなくなってしまうのは何故だろう。
考えるに、音楽と同じで本物とニセモノの区別を自分でつけられなくなっている、思考・感性の弱体化があるのではないか。
都知事選の時の、あのおぞましい石原軍団の応援演説を覚えているだろうか?
あの程度で、そうなんだ、あの程度でコロっと騙された都民は
石原を都知事に据えた。どうしてこうもマインドコントロールされやすい
国民なんだろう。情けなやー・・・。


何度でも騙される、懲りない国民は参議院選でも
その国民性を十分に発揮してくれることだろう。
「なんだかんだ言っても自民党じゃなくちゃな」
友人のセリフには何の説得力もない。

なお、母性本能をくすぐるはにかむ表情というだけで
民主党の岡田は支持され始めているという。
もういい加減に本質とは関係ない部分で評価するのは
やめようよ。


僕は、やっぱ敦夫さんかな。
一番大切なことを彼は説いていると、思う。
「みどりの会議」のような誠実でシンプルな発想を持った政党を
僕は知らない。





古内東子のアルバム「10 STORIES」を聴いていて、
あまりのドラムスの素晴らしさに改めて感動。
ドラムフェチの僕としては、こういうソウルテイスト溢れた
ジェームズ・ギャドソン系のドラマーは、手放しで絶賛してしまう。
間のとりかたですよ!間の。

ドラマーの名前は江口信夫。
ユーミンを初めとする数多くのアーチストのレコーディングに参加し、
浜崎あゆみのツアードラマーとしても活躍している。
しかし、僕としてはやはり川本真琴のデビューアルバム
「川本真琴」でのプレイが印象的だった。
ただしあの“愛の才能”は残念ながら江口ではなく、山木秀夫。

それにしても古内東子はいいなぁー。
アレンジも彼女自身が手がけているが、無駄な事は
一切していない。イメージとは違って、実に男っぽい仕事ぶりだ。
年々、そんな古内東子が好きになってくる。
アルバム「フツウのこと」を買わねば。やはりドラマーは江口信夫だ。


響 一朗

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