A Thousand Blessings
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2004年06月22日(火) 変だぞ。大仁田厚、皇室報道、桃井かおり。いいぞー、古内東子。

しつもーーん!
大仁田議員って、この3年間で何をやってきたんですかぁ?
荒れる国会のSPだという噂も聞きます。
鈴木宗男を応援しに行っちゃったのは、自分の所属政党を知らなかった
からなんですか?おバカなんですかぁ?
神取忍二等兵も大仁田上等兵を見習って、
恥かしい国会議員になっていくのですかぁ?

で、参議院選挙は、どうなのよ??
自民・公明は問題外、下の下(げのげ)として、
共産の閉鎖的な体質には馴染めないし、、
社民はすでに虫の息だし、
民主もどこか胡散臭い。
え?!日本ってこんなのしかないんだぁ・・。超ヤバめ。



皇室報道は変だぞ。
伝えるキャスターの敬語が二重・三重に絡まっちゃって、
何だか訳の分からない表現になっている。
我が家では、天皇に陛下はつけないし、皇太子に様はつけない。
時にはヒロノミヤ・アヤノミヤ・ノリノミヤと呼び捨てにする。
アイコを女帝にするかどうかの議論で盛り上がっているようだが、
女帝と言った時点で、すでに憲法違反では?知らんが。
「帝」という響きが嫌だな。大日本帝国の帝を連想させる。
皇室ジャーナリストというのもつまらん商売だね。
ジャーナリストというからには、皇室批判もあるんでしょ?
あるわけないか、じゃあ、皇室宣伝営業と名前を変えなくちゃね。
営業マンの背中には大きな日の丸。社歌は君が代。
ちょっと季節の早い怪談だな。鳥肌が立った。

そういえば「開かれた皇室を」という言葉があるが、
いつのまにか皇室の存在、つまり天皇制の問題については
国民全員のコンセンサスをとりつけたかのような錯覚を
起こさせる報道が日々当たり前のように流されている。
コータイシのオクサンがどうしたこうしたなどと。
それに対し、クナイチョーがどう反応したとか、
どうでもいいことが、さも人権にかかわる事であるかのように
報道され、急進的文化人だと僕が考えていた人物までが
それについてコメントする始末。なんというていたらく。

ちょっと待てよ、と。皇居の中の構造的な問題を
外の我々に考えさせるなよ、と。 うざいんすよ。
いかにも普通の家庭人といったコータイシの描き方は
やめなさい、って。
皇居の外では、日の丸・君が代問題で不愉快な思いをしている
人々がもがいているんだ
簡単に騙されちゃうんだから。もう。





「悩んで自殺するって、もう流行んないでしょ?」と桃井かおり。
こういうアホ発言をする女優の演技(たとえば、『前略おふくろ様』や『幸せの黄色いハンカチ』や『疑惑』)にかつて惹かれていた自分が悲しい。
芸人は芸だけで勝負すればいい、と言われるが、
僕はそこまで割り切っては考えられない。
別に芸人に社会道徳を求める訳ではないが、
考え方の根本的な部分での「間違い」に自身が気付かずに
堂々と言い切ってしまう、そういう「厚顔無恥さ」を一度知ってしまったら
残してきた過去の全てが色褪せて見えてしまう。
少なくとも僕はそういう人間だ。非常に偏狭な考え方と
思われるかもしれないが、仕方がない。性格なもんで。
知らない方がよかった事は、世の中いっぱいあるんだよねー。

それにしても、桃井かおりよ、
あなたの喋り方って、もう流行んないでしょ?


※ もう削除してしまったが、昨日の日記に、和歌山の3人が高波に
  さらわれた事故の映像をテレビ局のスクープ映像と書いたが、
  間違い。視聴者のスクープ映像だった。すまん。
  その視聴者は3人が事故にあった直後、119番に通報したらしいが
  あの映像は「そうなること」を「期待」して撮られていたものだと
  考える。3人が波にさらわれた瞬間でも画面がブレない。
  普通なら、驚いてブレるはず。撮影者の焦りや驚きが映像にも
  そういう形で残るものだ。
  まるで映画のワンシーンのように撮影されたあのスクープ映像には
  撮り手の功名心が見え隠れしていて、非常に気味が悪い。
  テレビ局がいくらで買ったのか知りたい。



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鈴木祥子、古内東子、バッファロー・ドーター、坂本真綾、森田童子
を聴く。
気がつけば、全員女性アーチスト。

古内東子の才能を再確認できた。
「古内東子/BEST SELECTION」(1998年発表)
音楽的な語り口はどの曲も似ているが、
ここまでくればひとつの芸だろう。
決して何でもこなせることが優れているわけではない。
一番つまらないのは器用貧乏だから。

ちなみに僕が一番好きな古内東子のアルバムは
「HUG」。彼女の芸風が確立されたアルバムだ。
女性J−POPの傑作としても記憶されていくべき作品集である。


響 一朗

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