A Thousand Blessings
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2004年05月20日(木) 食うだけのデブタレントのおぞましさ。相田みつをの薄っぺらいおぞましさ。イジメを生き甲斐とするM・T・Y・K4氏のおぞましさ。

子供のデブが多いそうだ。
先天的な体質と親が過食をさせた(特に好きなものばかり。
子供でわかめ酢が好きでたまらないっていう奴はいないが、
ハンバーグはみんなの大好物だ。)ための2つの理由がある。
水泳教室やヨガや腹筋で少しづつ痩せる訓練を子供のうちから
しておくべきだろう。ダイエットと称して、飯を食わないのはバカが
することだ。飯は食っていい。食った分、動けばいいんだ。


竹中労はかつて、こう言った。

「石原裕次郎が嫌いだ。不摂生なデブは役者の資格を欠いておる。
あの入院騒動はなんぞね?
ところが、同情票が集まって人気回復。
TVは愚者の楽園である。大衆は電気仕掛けで判断中止、ノーテン
壊了の状態に置かれている」

若い人には何の話だか分からないだろうけど、お父さんかお母さんに聞いてね。
竹中の言葉って、全く今の時代にも当てはまるから可笑しい。


・'゜☆。.:*:・'゜★゜



僕が「相田みつを」が、もう虫唾が走るほど嫌いで、名前を聞いただけでも
ゲロを吐きそうになるほどなのはいつか書いたと思うが、
好きな人ってかなり多いのね。
あんなの、便所の日めくりカレンダー程度の意味しかないのに、
ありがたがって神棚に飾っている(もちろん喩えよ)奴もいる。バカか?
鰯の頭も信心から、というが、鰯の頭は栄養の固まりだ。

いつから何が原因でこんなに嫌いになったのかは分からないが、
おそらく見た瞬間、おぞましいと思ったのだろうな。

彼のお言葉は、書店の店頭で、ネットで随分読んだ。
相当な野郎だとおもう。
相当の「意味」は「相当な厚顔無恥」ということ。
てめー、何様なんだよ!って鼻先をパチンとやりたいが、
死んじゃっているからそれもできない。
残された家族が一生懸命商売に励んでいるんだろう。

そう、重要なのは「何様」ね。
「何様」でもいいんだよ。書かれた物に、それなりの力や美しさがあれば。
「何様」でも許す。天皇陛下でも東京都知事でもなんでもいいが、
内容があれば、とりあえずは許す。認めはしないが。

相田みつをは許せない。
書店の狭いスペースを占領しているあのいかにもっていう感じの
本だの日めくりカレンダーだのを見るたびに、
「こういうものに感動し、癒されて、明日も頑張ろう!なんて思っちゃう
単純でおめでたい思考回路に乾杯!そしてご愁傷様」って思う。

「相田みつをギライ」で有名な評論家の佐高信が著作「私の喧嘩作法」に
いろいろと書いている。
何箇所か抜粋してみる。

その前に佐高が嫌悪する詩(らしきもの)を載せておく。

『がまんをするんだよ
 がまんをするんだよ
 くやしいだろうがね
 そこをがまんするんだよ
 そうすれば ひとのかなしみや
 くるしみが よくわかってくるから』   「忍」より

※書いていて、腹が立ってきた(笑)
 こいつ、てめーを何様だと持ってるんだ、って、さっき書いたね。

「アミューズ」誌の相田礼賛連載の37回目に佐高の知り合いの
俵万智(ちなみに我が俳人のおふくろは彼女の事を
「短歌の価値を著しく下げた女」と呼ぶ)が登場して、褒め称えたそうだ。

以下は佐高の言葉

『私はこの変なことばを操る書家が嫌いです。無色無臭に見えて
有害だと思っています』

『(「忍」に関して)これは怒りの雷管を抜くものではないでしょうか。
 もちろん、やみくもに立ち上がって怒りをぶつければいいわけでは
 ありません。しかし、このガマン教めいた呪文をいったい誰が
 喜ぶのか?』

「アミューズ」誌の相田礼賛にはかなりの数の経営者も
登場しているそうです。中にはいろいろと問題のある人も。

『つまり、無責任な社長たちが一番喜ぶコトバなのです。
 デタラメな経営をやり、その結果、社員を放り出す事になった
 社長から、自分は相田みつをが好きだなどと言われたら、
 どんな感じになるでしょうか?
 己の無責任さを棚に上げて、もっともらしいことを言いたい日本の社長たち
 の、相田は格好の代弁者なのです』

『俵さんは、相田を「弱くたっていいじゃないか」と、温かいまなざしで受け止め
 励ましてくれる、と特徴付けています。
 しかし、相田のガマン教が広がってしまう精神風土だから
 政財界や官僚の横暴がまかり通っているのではありませんか?
 私は、踏みにじられる者が「弱くたっていい」とは思いません。
 まず、こうしたガマン教の教典を破棄し、怒りをもって立ち上がる
 事が必要だと考えます。』


相田みつををもてはやす国民って、日本人だけじゃない?
そんな気がする。日本人の弱みにつけこむとんでもない野郎だ。
っていうか、みんなもっと怒ろうよ!



・'゜☆。.:*:・'゜★゜



業界では一流といわれる会社に長年籍を置いてきた僕だが
つまらないことが原因で喧嘩をし、結局、クビになった。
僕のことっす。(一生恨むぞ!T&U!)
45歳で、同業種の会社に転職した。
そこでひどい嫌がらせ、つまりイジメに遭った。
相手は全員20代のガキどもだから、技術面でいえば
僕の足元にも及ばない。
しかし、自分達が勤める会社よりはるかに格上の会社から
やって来た、「訳ありの」オヤジは格好のイジメの対象となる。
はっきり言えば、誰にも気兼ねせずに、自分よりもはるかに
年上の人間をイジメ抜いて胃に穴をあけさせる事が許されるのだ。
旧軍隊と同じ構図だ。
そういう、低俗会社にしか勤めるあてがなかった自分が情けないが、
とにかく、よくガマンしたものだと思う。
さっきの相田みつをじゃないが、ガマンしたんすよ。バカバカしいと
思うその瞬間までね。

本当は会社名もそいつらの名前も出したい。
何故なら、彼らが僕を鬱病にしてしまったのだから。罪深い。
この文章を読めば、本人なら判るだろうな。

頭文字がBという会社の話だ。
僕をイジメ抜いた人間は、
Mという23歳の女。Tという29歳の男。Yという22歳の女。Kという
29歳の男。
「山ほどある」彼らの語録から印象的なものをそれぞれ一つずつ。
中年の再就職は、本当に辛いものだ。

Mという女の場合

『何回教えたら、伝票の書きミスなくなるのよ〜!(意味無く複雑なので
覚えにくい)もうやってられないよ〜!どうなってるのよー!!
(と、ボールペンを何と(!)投げた!!)このひと、何とかしてよ〜!
(ほとんど怒鳴り声で)』

Yという女の場合

『ちょっとこっちへ。お客の前でこちらのミスを認めたらおしまいでしょ?
勝手な事しないで。どういうやり方をしてきたか知らないけど、
ここにはここのやり方があるの。ちょっと出すぎよ。引っ込んでて!
もう〇〇さんも墨田さんになんか言ってよ!!!
(事務所に引っ込み、中からYの声がドア越しに聴こえてきた)あいつ、口先だけで謝ってるね!絶対私のことバカにしてるんだから!!!むかつく!!
(Yさん、そのとおりです。最初からあなたのことはバカにしています)』


Tという男の場合

『どうしてレジがあわないんですか!
何をどういう風にやったらこうなるんですか!
言い訳はいいですから、なにをどうやったのか、だけを
教えて下さい!
じゃあ、そういう風にやったんですね?やったんですね?やったんですね?!
で、そこをいじったんですね?!なんで勝手なことをするの〜〜〜!!!
もう・・(独り言で)いじるなよ〜!!
めちゃめちゃじゃないか。もう、いいっす。帰ってください。
(結局、その問題はTの勘違いだったが、当然謝罪はなし)』


Kという男の場合

『どこを見てるんですか?話を聞いているんですか?
(そこまでくる経緯で、当然バカバカしくて話など聞く気なんてサラサラなし)
もう、いいです。それじゃあ、自分の思うように今やってみてください。
私がここで見ていますから。判断させていただきます。(何様?)
全然、なってない!(実はかなりなっている。難癖をつけたいだけ)
ダメ!ダメ!ちゃんと人の話を聞いていないからです!!!』

さあ、MよTよYよKよ。
世の中にはなぁ・・・生霊ってもんがあるんだぜ。いひっひひっひっひ。
僕は、こう見えて、しつこいぞ。
どこまでも恨んでやる!うふぇっふぇっふぇっふぇ。



今日のCD鑑賞メニューは、

「シンク・オブ・ワン・ウィズ・マラケシュ・アンバラージュ・アンサンブル
/マラケシュ・アンバラージュ・アンサンブル3」
「和田アキ子/1973日劇リサイタル」
「遠藤賢司/純音楽一代」
「セオ・パリッシュ・プレゼンツ・ローテーティング・アセンブリー/
ナチュラル・アスピレイションズ」
「パフィー/59」
※全曲、アンディー・スターマー(元・ジェリー・フィッシュ)
作曲の名盤!パフィーの良さを奥田民生以上に引き出してるかも。
ただし、収録時間が29分というのは、あまりに短すぎない?
値段の割に。

追記

怒りだけで終わるのも健康に良くないので、
僕と友人のT氏が思わずほくそえむ秘密の「いい話」を最後に。


1991年、八ヶ岳高原ロッジで行われた音楽祭(武満徹とリヒテルが
プロデュース)のトークショーにて。
参加メンバーは武満徹、小室等、井上陽水。
小室と井上が歌い、武満とトークするのですが、
そこで小室がちょっとイタズラをしたそうです。

「徹さん、『胸の振子』という曲を用意してきたんですが、
ギターで伴奏しますので、歌ってくれませんか?」と突然切り出した。
すると武満は、アッサリと「いいよ」と言い、ぶっつけ本番ですぐ歌ったそうです。武満の歌謡曲好きは有名ですが、それにしても
よりによって『胸の振子』とは(笑)
思わず、笑顔になってしまった僕でした。


響 一朗

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