A Thousand Blessings
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2004年04月30日(金) |
寺川正興・江藤勲・岡沢章・田中清司・村上秀一。和田アキ子〜尾崎紀世彦。最後にすげー話。 |
アメリカはイラクで何をやっているんだ! 何人のイラク人を殺せば気が済むのだ?
アメリカという国家の本質を知れば知るほど、アメリカ人の音楽を 聴こうとする僕の深層に憎しみが食い込んでくる。 本来、音楽と国家、あるいは音楽と国民性は安易につなげるべきものでは ないが、少なくともブッシュ側に加担しているカントリー歌手や 何の公式な発言をあえてしようとしない、 あるいはすることから逃げている超有名アーチスト達の音楽にリアリティを 感じなくなってきているのは事実だ。 これは、実は、音楽によって日々支えられている僕自身の人生の未来を 狭めてしまうことでもある。それが非常に怖く、残念だ。 アメリカ人が演奏し、歌ってきた音楽が好きだから・・・・・。その思いが強い。
リッキー・リー・ジョーンズもパティ・スミスも自分を主張している。 アーチスティックな行為に逃げ込んでいる人たちよ。 何か、発言してみろよ。これじゃ、赤狩りと同じじゃないか。 ボブ・ディランよ、ニール・ヤングよ、ブライアン・ウィルソンよ。 何を今考えているのか、教えて欲しい。
☆*..☆ *★ *☆
和田アキ子のベストアルバムは、昨日も書いたが初期の7曲しか聴かない。 この7曲はさすがの傑作群だ。
1 星空の孤独 2 どしゃぶりの雨の中で 3 笑って許して 4 天使になれない 5 夜明けの夢 6 あの鐘を鳴らすのはあなた 7 古い日記
フェンダーのジャズベースをピックで弾くと、なんとも言えないいい音がする。 ビーチボーイズの「ペットサウンズ」が最上の例だと僕は考えるが。
この7曲はどれもベースが素晴らしい。 “あの鐘を鳴らすのはあなた”のベースはすべてにおいて完璧だが、 たとえば“どしゃぶりの雨の中で”のサビ、「ど〜しゃぶり〜の〜♪」の部分の ベースの音の豊潤さは何に喩えればいいのか?! 以下は全く僕の妄想的な独断。文句があったらかかってこい! ・・・・じゃなくて、叱ってぇ〜!
1・2・4・6のベーシストは寺川正興。 3・5・7は江藤勲。 7は岡沢章。何故ならドラムスが間違いなく 田中清司だから。この二人の組み合わせが生み出す独特の「グルーヴ」は すぐにわかる。って、全然見当違いだったりして。かまわねーか、グァハハ(笑)
これも昨日書いたが尾崎紀世彦の“また逢う日まで”のドラムスは 村上秀一のような気がしてきた。今、聴いていて急にそう思った。 ハイハットの刻み方で何となく。 そのように考えるとこのベースはほぼ間違いなく岡沢章になる。
おなじく尾崎の傑作“愛する人はひとり”も村上・岡沢のコンビだと思う。 岩崎宏美の初期の3曲“二重唱” “ロマンス” “センチメンタル”は 田中清司と岡沢章のコンビなのだが、 ここでの岡沢のベースはチャック・レイニーしててカッコいいぞ。
そうそう、すごい面白い資料を入手した。 「1972年度ミュージックライフ誌人気投票」がそれ。 1972年といえば日本のロックも歌謡曲もフォークも面白くなってきた時だ。 以下に、資料として残しておく。ただしギター・ベース・ドラムスだけね。
(ギタリスト編)
第1位 成毛 滋 第2位 井上尭之 第3位 かまやつひろし 第4位 星 勝 第5位 陳 信輝 第6位 エディ藩 第7位 長谷川きよし 第8位 石間秀樹 第9位 遠藤賢司 第10位 増尾好秋
(ベーシスト編)
第1位 岸部修三(俳優の岸部一徳) 第2位 加部正義 第3位 山内テツ 第4位 柳ジョージ(当時はベーシスト) 第5位 三幸太朗 第6位 江藤 勲!! 第7位 上月 淳 第8位 トメ北川 第9位 細野晴臣(低ッ!!!) 第10位 望月良道
(ドラマー編)
第1位 角田ヒロ(まだ、「つのだ☆ひろ」になる前) 第2位 大口広司 第3位 原田裕臣 第4位 鈴木ミキハル 第5位 ジャッキー吉川 第6位 山下 剋(ツトム ヤマシタ) 第7位 猪俣 猛 第8位 松本 隆 第9位 ジョーイ・スミス 第10位 石川 晶(低ッ!!)
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最後の最後にものすげー情報!!!
ブライアン・ウィルソンの新譜がもうすぐ出る!! なんと!!!!!ポールマッカートニーと共演しているのだ!どひゃぁ〜! しかも、もっと驚くことを・・・・・。
あの「SMILE」のスタジオ録音を開始したそうだ!!! ぐひゃぁ〜〜〜!!!!!! やっぱ、やっぱ、本気だったんだ!! 「SMILE−LIVE」も出るらしい!ううう・・・・・・し、心臓が・・・・・・。
響 一朗
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