A Thousand Blessings
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2004年04月08日(木) 教師にセクハラされた長崎の女子児童の「直訴状」の意味。教師という生き物。世界のCMフェスティバルDVD購入!

ロリコン教師にセクハラを受けつづけた小学生が、
長崎県知事(長崎市長だったかもしれない)に直訴の手紙を書いた。
相当思いつめての行為である事は容易に推測できる。
知事(か、市長)は教育委員会と学校に調査を命じたが、
現場を目撃した児童がいないという理由で証拠不十分のまま問題を片付けた。
目撃した児童は複数存在すると言われている。
しかし、教育に携わる人間がその声に耳を貸さなかったのだ。
直訴という緊急避難に訴え出た少女の切実な願いに対して、
今後知事(か、市長)がどういう出かたをするのかは分からない。
問題をこのままうやむやにして終わらす可能性も大だろう。
そのうちこの教師が何か刑事罰を受けるような問題を起こした時、
初めて少女やその友達の証言が正しかった事が証明される。
しかし、そのことは「新たな被害者を生む」ということを意味している。

僕が小学生の頃、そういう教師がいた。生徒たちは親に訴えつづけていた。
しかし、誰も笑って耳を貸そうとはしなかった。今よりもずっと教師が
尊敬されている時代だったから仕方がないといえば仕方がないかも
しれない。
その教師はそれから数年後に、児童にに卑猥な行為をして
転職処分(なんという甘い懲罰)になった。いまでもあだ名を覚えている。
ここでは書けないが、野菜の名前だ。

子供らを被害者にしないために、まず考えなければ
いけないのは、「切実な声(耳には聞こえないこころの声の場合もある)に
耳を傾けること」だと思う。特に教育の現場に携わる人間は、それを絶対に
忘れてはいけない。

僕の12年間の学生生活の中で、耳を貸してくれた先生はたった一人だ。
Aという名のその先生は、登校拒否になりつつあった僕の訴えを
真剣に聴いてくれた。それからは、担任を離れてもことあるごとに
僕を気にかけてくれた。
事のついでに書かせてもらえば、中学3年の時の担任だった
教師Uは、僕の内申書に書いてはいけない事を書いた。
ある私立高校の面接で、聞かれるはずのない質問をされ、唖然とした。
健康面に関することだ。完治している病気の記述が内申書に
あったのだ。そう、あえてその教師は「嫌がらせ」で載せたのだ。
その教師とは確執があり、僕は嫌われていた。
その腹いせに内申書に病気の記述を書いたのだ。
面接で、「その病気は今は完治していますし、そんなことを書かれるのは
心外です」と言った。
それが理由で(テストはおそらく満点近かったと思う)その私立高校は落ちた。
かなりの確率でW大学に進学できる高校だった。
その話を両親にすると、我が母親(ロッカー73)は学校に乗り込み
担任教師にその件を聞き質した。
その時点では、当然だが卑劣な行為を認める発言はなかった。
しかし、翌日そのUが我が家にやってきた。
ただやってきてお茶を飲み、3時間も居間に座っていた。
何を喋る訳でもないが、僕にも両親にも「今回の事は御内分に・・」という
教師の思惑が見え見えだった。
それが両親の逆鱗に触れ、総てを学年主任に伝えた。おそらく学校側から
何らかのお咎めがあったのだろう。
卒業するまで、いや卒業したあとも道路ですれ違うと
そのUは逃げるように早足で去っていった。情けない奴だった。
Uの弟は僕らの世代では「誰もが知っている」男らしい有名人だったが、
兄貴は最悪の小心者だった。

そういう教師以前の教師が今は増えているらしい。
聖職者などという言葉はすでに死語であり、
公務員という言葉ももしかしたら死語かもしれない。
単なるサラリーマンと言った方が正確かも。
子供の未来がどうなろうと関係ない。給料さえもらえれば
それでいいのだ、という考えは蔓延していると思う。

長崎県知事(か、長崎市長)よ、少女の直訴を無駄にするなよ!
あんたは試されているのだよ!



夜、というか朝5時に寝て8時に起き、いきなり「シフクノオト」を通して聴く。
そのあとヴァージンメガストアーへ行って、後述するDVDを購入。
金欠も限界のスッカラカンになって、帰ってきて、また「シフクノオト」を
今度はスピーカーで大音量で聴き、むせび泣く。
ただ聴いているだけで幸せ。
宇多田一色だったCDショップの店内がミスチル一色になっていることに
なぜかムっとする僕であった(笑)
別に宇多田のファンではない。あまりに売ろうとする姿勢がもろ見えなので、
「音楽の内容より、商売かよ〜!」って、怒ってみても
商売なんだから仕方がないか。
ジャケットは過去最高に好きだ。
初回特典の録音風景のDVDは非常に興味深く鑑賞した。
“タガタメ”のアレンジが変わる瞬間を目撃できて嬉しかったな。
昨日は“Paddle”に勇気づけられたが、やはりこのアルバムの肝に
なっているのは“タガタメ”だ。
ニュース23のヴァージョンより迫力がある。JENのドラムスはただただ凄いの一言。
イントロがなくいきなり始まるアイデアは大正解だ。


さて、購入したDVDはジャン=クリスチャン・ブーヴィエ監修の
「世界のCMフェスティバル2002」VOL1からVOL4までの4枚。字幕つき。
VOL1・・・57分(80本収録)
VOL2・・・64分(84本収録)
VOL3・・・63分(76分収録)
VOL4・・・68分(98本収録)

まさに世界中の優れたテレビCMのオンパレードで、
アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・オランダ・ハンガリー・スペイン・
ポルトガル・デンマーク・中国・メキシコ・オーストラリア・イタリア・
ブラジル・エジプト・ベルギー・セネガル・ギアナ・タヒチ・コートディボアール・
カナダ・グアドループ・スイス・ロシア・チリ・トルコ・香港・南アフリカ・
レバノン・ルーマニア・クロアチア・スウェーデン・レバノン・アルゼンチン・
フィンランド・台湾・ギリシャ・イスラエル・ケベック・チェコ以上。。。

なぜか日本は含まれていない。DVD契約の関係だろう。
僕は結構テレビCMマニアで、かなり見ているほうだと思う。
当然評価も厳しく下す。(でもないか(笑)。好みがかなり出てる)

あらゆるテレビCMに興味がある。
ちなみに最近のお気に入りは、セブンイレブンの一連の最新CMの中の
「金額が777円になってラッキー!」の巻での女性店員の立ち姿のカワイサ。
「はじめて〜の〜♪アコーム♪」で
腰をくねらすオネエチャンにもグっときた。どこかの雑誌で脱いでいたらしいが、
見られなかった。


響 一朗

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