はじめるよ。『寂しい』って糸が、足を引いても。虚しさに、肩を掴まれても。悪いけど、構ってらんないわ。私、歩いてるからね。自分の我侭は、ダンボールに詰めて。干潮の波打ち際に埋めてしまおう。潮が満ちて、もう一度引く頃。我侭は、夢に変わる。信じてる。好きよ。大好き。みんな、大好き。見てろ。見せてあげるから。さあ、はじめよう。