あたしと彼のこと
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2003年07月07日(月) やっと言えた

仕事しだしたら変わるだろうなぁと思っていたけど
就職して1ケ月、そんなことはなく、彼は相変わらず甘くて優しい
たぶん、それは・・・仕事がうまくいってないからだと思う。

入社したはいいけど、自分の能力を発揮できる場所がなくて持て余しぎみ。
それに加えて、周囲の人が非常に大人しいらしく、明るさと積極性のある彼
は周囲となかなか噛み合わず、その雰囲気にのまれそうになっているとか。
楽しく話せる相手が居なくて居心地わるくて、ストレスは溜まる一方。

辞めるにしても、ほんの1ケ月で根を上げたと思われるのも嫌で
たった1ケ月の判断で辞めるというのも嫌だとか。なかなか難しいとこ。
とりあえず採用期間中は行くつもりらしいが、色々たいへんそうです。

そんな彼だけど
いま私の出来ることは、ちゃんと話しを聞いて、傍にいること。

でも実はそれがまどろっこしいと感じている。
だって、もっともっと色々してあげたいから。

日々で見ている事が出来ればもっとしっかりストレス状態がわかるだろう
そんなとき消化のよい御飯作ってあげたり、部屋を清潔にしてきれいな部屋で
くつろいでもらったり、そういう生活と共に気遣うことが出来れば良いなぁと
最近思い始めてしまった。

でもこれは同棲を意味する。
今の彼にその意志はないから言わない。
言うと彼を苦しめることにもなると思う。

でもこの気持ちだけは伝えたいと思った。
だから、同棲という形を意味しない部分だけ、伝えた。



あなたが凄く大切で、たぶんこれからずっと一緒に居ると思うこと
それは結婚とかそういう形に当てはめる事が無くてもそう思うこと

そういう大切な人のいる状態を、自分の一生を通じて
居てもいいだろうなぁと思っていること。

この気持ちが「好き」とは違っていて、それよりすごく大切で
これは皆が言う「愛」というものかもしれないけど、今はそう呼ばないこと。

そう呼ぶことで、あなたの「愛」と違うものだったら
わたしの「愛」は伝わらないから、あえて名前はつけないでおくこと。



全部言いおわったら、涙がでてきた。

いつもいつも上手く言葉に出来なかった気持ちを
やっと伝えられた気がした。

彼は「ありがとう」と抱きしめて「おれもだよ」と言ってくれた

そうか、一緒だったんだ。
一緒だったなんて知らなかった。
言えて良かった、ありがとう。

なんか不思議な気持ちだよ、と言うと、おれもだ、と彼。

なんでこんなに長く続いてるのか、こんな気持ちなのかすごく不思議なんだ
と彼は言う。どうやら彼にしては今のこの状態は思い掛けないことのよう

いきあたりばったりの彼の性格だけに「思い掛けない幸運」だと言う
彼のその気持ちが嬉しかった。

探していたしあわせのかたち、すこし近付いてきたのかな
そこに結婚はなさそうだけど。
たぶんしあわせなものだろう。


桑田そら |MAILHomePageBBS

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