あたしと彼のこと
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昨日のこと・・・というか昨日の続き。
夕飯を食べおわってから、すこし話しをした。 あ、正確には話しをしたのは彼で、私は聴き役。
ぽつぽつと彼のから語られたのは、貯金がない、仕事がない どうなるのか分からない、まだどうしようもない、というような事だった。
収入のあてもなく、仕事がない現状で(例の舞い込んだ仕事は保留) おまけに貯金もあまり無いときたもんだ。そうとう焦ってるかんじ。 といっても仕事がないってのは、将来性を考えた場合の定職のことで バイトは除く。彼は手に職をもった人だけれどもその受容をみつけるのが 困難なのである。というか、有るとこには有るのだけど、その点、妥協 しないのだよね、彼は。。。(^^;
しかし聴いていて、いづれも彼からもれる言葉には、絶望感、焦りが 溢れているのに本当の意味での弱音ははかない。彼の強気でいじっぱりな 性格から現状は語っても、本心を言葉そのもので口に出さないのだ。
かなしい、こわい、にげたい、なきたい
そういうネガティブな気持ちは、絶対に口にしない。 これは・・・言い慣れてないのもあるのだろうけど、言ってしまうと認めて しまう事になるのだろうか、きっと言えないんだろうなぁ。と思っている。
でも今回はちがった。最後の最後についに
「焦ってる。」
そう一言漏らしてくれた。その一言こそ彼の本心。 これで相当まいってるのがわかった。
でも私はその一言がすごく嬉しかった。 だって、こういう時こそ、気持ちを打ち明ける場所が必要だと思う。 「自分をまるごと受け入れてくれる、安全な場所」というのが いま、私であったことがなにより喜ばしかった。
そして私は、その返答に 「焦ってるんだ、うん当たり前だよ、だって突然のことだったんだから 誰でもそうなるよ」そう言っておいた。
よかった、わたしに出来ること、ひとつ見つけたかも。
彼の安全な場所を守ること。 傍にいて見守ることは、彼にとってなにより心強いことだと信じようと思う。
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