あたしと彼のこと
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じつは彼、木曜日からもう会社に行ってません。
今回の解雇はホントに突然のことだったので、いくら落ち着いていた彼でも 会社に行かない日が始まってるいま、やっぱり気を落としてるんじゃないか と思い「晩御飯を作ったよ!」というのを口実に彼のもとへ行ってきました。
ちなみに本日の献立はコロッケ丼。
家についたら、彼ったら、相当お腹を空かせていたらしく 待ってました!とばかりに勢いよく箸をつけると 「おぉ、うまーい!こういうコロッケ大好きなんだよなぁ♪」って ほんとうに美味しいものを食べてる時の、うれしい顔になって あっという間に完食した。
美味しそうに食べてくれるのは嬉しいけど、ちょっとびっくり。 なんかさ、すっごくひもじかったの??? とか思ってしまったよ(^^;
食べおわって、今日はなにしてた?って聞くと いちにちボーとしてた。と答える彼。 そっか。そう答えるしかない私。
ふいに寂しそうな顔つきになってしまった。
嗚呼そういえば今日は、珍しくメールたくさん貰ったっけ。 私の欲しそうなヤフオクの出物や、今週の予定やなんか、聞いてきた。 まるで、なにかを埋めるようにメールをくれた彼だった。
そうだよなぁ、平気そうなのはそぶりだけ。 ショックが無いわけがない。
「ごちそうさーん♪うまかった!」デザートのみかんを食べ終わった彼が 言った。その顔は、やっぱり美味しくて嬉しい笑顔なんだけど やっぱり寂しさの上にのっかっている感じ。
でも御飯なんかで、ちょっとでも笑顔になれるんだったら 私はいくらでも作るからね。 私にはそれくらいしか出来ないから。
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