あたしと彼のこと
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2002年01月22日(火) よくある恋の病の一例

彼のおうちに遊びにいってきました!
仕事と夜の連続ドラマが終わるころ、夜遅くにおじゃましてきました。

しかし、ヒサビサに会うと、更めていろいろ感じてしまいますね。
どうやらとても感じすぎてしまったらしく、よくある恋の病の一例である
いとしい病にかかってしまいました。かかってしまったので、何だか胸の
なか、隙あるごとにきゅうきゅう鳴いてしまいます。

彼の家に着いて、玄関の鍵がいつものように開いていて、きゅう。
お出迎えのない玄関で、きゅう。そのドアの鍵を閉めて黙って奥に入れる
ことで、きゅう。たまに彼がふざけて「おかえり」なんて言うのを思い出
して、きゅう。なんだかこれ等すべての暗黙の了解が、甘い恋人同士の様
に感じてしまって、また、きゅう。

あぁ、いとしい病は、心臓にわるいわ。

さて、病を抱えながらですが、ぎこちなくもならず、ヒサビサにじっくり
会っている事もすっかり忘れて彼と二人ずっ〜と喋り続けてました。
いつも気にしてしまう冷凍庫のコーヒー豆を覗く暇もなく、テレビも付け
ず流れていたCDに気を取られることもなく、いま仕事でこんな事やって
るんだよとか、今年はどんな事して遊ぼうかねえとか、最近コラボCMが
流行ってるねえとか、日常ありふれたお話しを、延々続けていました。

それらの話題や会話の行き先を気持ちよく探り会い、夢中になり、さらに
集中して、その波を時間に任せて、ふと時計を見ると1時すぎ。
明日も仕事だというのに私達ったら…(^^;その時間に驚き、驚くと同時に
お互いとっても集中していたことに気付き、笑いあいました。

笑いあったことで集中がとぎれた私は、治まっていた、いとしい病があっ
という間に再発してしまい、遅くなっちゃったね、と言いながら帰り支度
をする私の姿を見守る彼の姿を目の端に見て、少しだけ、きゅう。

手をふって「おやすみ」と言って、1日の最後に交わす言葉が彼との挨拶
なのだと思って、きゅん。ここだけは、きゅん。

いつでも簡単にありそうでなかなか無い、ありふれたしあわせ。
でも、私達にはありふれていないしあわせ…どうかずっと続きますように。


桑田そら |MAILHomePageBBS

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