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■ 恋って苦しいんだよね
角田光代「愛してるなんて言うわけないだろ」に一篇のエッセイがあった。「無駄じゃないよ」。
行きつけのお店で飲んでいると、Mくんがくだをまいていた。 久しぶりに会ったね〜、と会話をしながらも、彼の心はここにあらず。 しばらくすると、居なくなってた。 2時間ほどあとに、ほかの子と現れたものの、どうも様子がおかしい。
そっか。 そうなんだね。 好きなんだね。 好きでしょうがなくて、でもそれをどうしたらわからなくているんだね。 好きな人に邪険にされても、好きだからどうしようもなくて、でも何もされないよりは嬉しいんだけど、複雑で。 そっか。 そうだよね、苦しいんだよね。 心のみっともなさのメータを振り切ってでも好きなんだもん、しょうがないと思う反面、「何やってるんだろう」と思ってしまう。
彼が好きな子が帰ってしまうときに見せる、せつなそうな表情。 ただ、見守るしかなった、そのやるせなさ。 口には出せないから。 言いたい言葉を飲み込んで、笑顔を作るしかないんだよね。
うまくいけばいいね、なんて言えやしないけど、その気持ちを大事にしてほしいなぁと思う。 また、そんなことすら笑い飛ばせる日もきっと来るから。
きっとね。
2008年07月20日(日)
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