おぎそんの日記
おぎそん



 桜のトンネル

そこに行くと、緩やかな直線の坂の両側に桜が咲いている。
丁度散り始める、今の時期だとふわ〜っと、桜の花びらが落ちてくる。
風はほとんど吹いていないのに、ふんわりと落ちてくる。

たとえ、この季節じゃなくても。
桜はそこに、ある。
葉桜になってしまって、誰も見向きはしなくなったとしても、そこに在る。

そこに思い入れをするのは見る側の勝手なんだろうなぁとも思う。


今の自分が、自分の立場がどうなのか、なんてわからない。
ただ、ただそこに居ることでそこでやっていることで精一杯。
でも、出来たら。

少しでも、後になって「あーゆーことを言われたなぁ。言ってたなぁ」と思い出される存在になりたい、と思ってしまう。
風のように、その一瞬だけでもいいのに、と思っていたのにどんどん欲張りになってしまう。

桜のトンネルを抜けたら、大きな駐車場にたどり着く。
そこで眼にするものは、また桜だったりする。

このたくさんの桜も、すぐに葉桜になってしまう。
葉桜に見向きもしない人がたくさん居る。
葉桜のように、なんでもないときにこそ、必要な存在になりたいと思ってしまう。

2007年04月13日(金)
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