2002年01月12日(土) |
今回のライブから考えること 〜右脳と左脳 |
TOTOバンドのライブがguiltyで行われた。今回の持ち時間は1時間。曲は10曲。チェリハの友達も何人か来てくれた。でも演奏としてはあまり…というか最悪…。(汗)チェリハの友達も見に来てくれたりしたのだが、いい演奏を見せられずに申しわけなく思った。
スタジオ練習のときはなんとなくイメージの世界でやっていたものが本番のときに急に論理的に考えてしまって失敗してしまうようなことがよくある。例えばドラムの手順でいうと、普段RRLRLLとなんとなくやっていた手順を、本番でそのフレーズをたたく直前になって思い出せなくなりRRLL…と始めてしまい、後が続かなくなってしまうような場合である。今までスタジオで犯したことのないようなミスを一番大事なところで犯すのだからほかのメンバーもびっくりだろう。もちろんおれも他のメンバーからびっくりさせられたことは多いのだが。今回、素晴らしいプレイをしてくれたキーボーディストも昨年のライブではリズムをきっかり半拍はずしてしまい驚かされたことがある。
こういうことって何で起こるのだろうか。これと同じようなことは、バンドのギタリストも同じことを言っていた。本番で演奏していると「あれっ、4弦ってどこだったっけ?」などということを平気で考えるそうである。
同じ脳でも右脳と左脳の役割というのは明確な違いがあるらしい。論理的思考は左脳で行い、イマジネーションの部分を司るのが右脳なのだという。 本番では冷静になろうとするあまり、「左脳」がでしゃばってくるのかな。とすると普段の練習からなんとなくイメージだけで叩くんじゃなくて論理的にアタマで考えながらやってないと、本番で戸惑ってしまうことも多いんじゃないだろうか。
練習でできていることさえも本番でできないということが出てくるのだから、練習でできないことは本番ではできない、ということなのだろう。いかに本番を意識した練習が普段からできるかということが本番での成功のカギになるんだろうと思う。でもこれは「言うは易し、行なうは難し」である。いかに右脳をつかって、つまり想像力を働かせて普段から「本番を意識」できるかってことなのかな。そうすると右脳も大事って事なのか。
などと結論の出ないことをいつまでも考えさせられたライブでした。(汗)
○今回の演奏曲 1,Video killed a radio star (Presidemts of United States of America) 2,Anyway you want it (Journey) 3,Caught up in you (38special) 4,Almost paradise (Foot−Loose SOUNDTRACK) 5,New York State of mind (Billy Joel) 6,Can’t stop loving you 7,Miss Sun 8,English eyes 9,Child’s anthem 10,Girl goodbye (6〜10はTOTO)
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