おれの勤務先は横浜の桜木町の駅から10分ほど歩いたところにあって、ランドマークタワーのちょうど向かいにある。「みなとみらい」というところだ。 今、近くでサルティンバンコをやっているものの、あんまり見るべきところもないくせに観光客が絶えない。地方から出てきた高校生とか、外人の家族連れとか多い。
今日会社をあがって桜木町の駅に向かう途中、20歳くらいの女の子とその母親とおぼしき人に呼び止められた。記念写真を撮ってほしいというのだ。 一応こころよく引き受けてカメラを受け取った。「世界一の大時計」で有名とされている観覧車をバックにその親子は立ち、おれはカメラを構える。 「いいですかあ?撮りますよお〜〜」とか、おれは言う。親子はにっこりと笑顔だ。
「はい、チ〜〜〜〜〜ズ!!」片耳にヘッドホンをしたままのおれの声は以外に遠くまで聞こえたようで、こちらに歩いてくるOLさんとかまで、くすくすと笑っている。ちょっと恥ずかしかった。(汗)
親子にカメラを返し、ふと疑問に思った。今でも写真撮るとき「はい、チーズ」って言うのかな?と・・・。なぜなら、おれからカメラを受け取る母親も、笑いをこらえたような表情をしていたからである。
もしかして、死語か??おれの記憶では、写真を撮るときは確かに「はい、チーズ」・・・。今は、そんなこと言わないのか?「いちたすいちは、に〜〜〜」というバリエーションがあるのは知っている。が、それがそんなにこの世の中に普及しているとも思えない。それとも最近では写真を撮るときは無言でシャッターを切るものなんだろうか? それともおれの「はい、チーズ」の声がそんなにでかかったのか。
そんなことどっちでもいいのであるが、なんで親切で写真を撮ってあげたのにこっちが恥ずかしい思いをしなくちゃいけないのか、なんか今ひとつ納得が・・・。 別に笑わなくてもいいぢゃないか。
でも、おれは基本的には観光客には優しい。この日記を読んでくれているアナタ。みなとみらいに遊びにくることがあったら、世界一の観覧車をバックに記念写真を撮ってあげよう。そのときは「はい、チ〜〜〜〜ズ」とやはり声をかけると思うが・・・笑わないでね(汗)。
今日もテーマがあるようで、なかったな(笑)。毎日書いてりゃ、少しずつうまくなるんだろうか。
|