2005年02月07日(月) |
『きょうだい』って難しい |
私自身は長女で、下に弟と妹がいる。 夫は4人兄弟の末っ子で、上に姉が2人、兄が1人。 だから結婚する事によってお互い今迄居なかった「兄・姉」「弟・妹」が 出来たんだよね。
幸い夫の兄弟は皆とても良い人達で、適度な距離を置いてお付き合いできるので 関係は良好だ。そう思っているのは私だけだったりして(笑)
私の弟や妹も夫とは仲良く出来ていると思うよ。私が居なくても平気で遊びに来たり、一緒に買い物に行ったりしてるしね。
夫にしてもそうだと思うし、私にしてももちろんそうなんだけど、 やっぱり実の兄弟よりは「義きょうだい」には気を遣う。 でもそれは変な気の遣い方と言うよりは、仲良くする為の最低限の心配りり・・・ という表現の方が正しいかもしれないね。 あんまり気ぃばっかり遣っていても疲れちゃうしね^_^;
先日ウチに遊びに来たお友達の所は旦那さんの親と敷地内別居をしているんだけど 庭先に建てたアパートに義妹(旦那さんの妹)夫婦が住んでいる。 これがまた(彼女にとって)トラブルの元らしくて、話を聴いていても可哀想になるんだな。
例えばね。この義妹さんの結婚が決まった時、私の友達は式の日取りも住む家も 全て決まってから「結婚するんだよ」と知らされたそうだ。 毎日、毎日顔を合わせていたのに、結納を済ませてから話があったそうなんだ。 しかも本人からではなく、旦那さんの両親から。
もちろん兄である旦那さんもその時初めて聞いたそうだし、友達夫婦よりも 数日先にご近所の人達が知っていたのにはかなりの衝撃を受けたそうだ。 そりゃそうだよね。 隣家の身内に知らせるより先にご近所に報告なんて、そんな話聞いたこと無いよ。
友達の旦那さんにはもう1人妹が居るんだけど、その妹が結婚する時も 式の内容が煮詰まってから教えてもらったそうだし、 その後もその妹夫婦が沖縄に転居するって話を親より先に近所の人に 教えてもらったと、当時随分嘆いていたっけ。 気の毒。
そして先日、その沖縄の妹さんがこちらに戻ってくるんだって?と ご近所さんから尋ねられて、知らなかった友達は返事に窮して冷汗をかいたってさ。
うーん・・・。 流石に旦那さんも呆れちゃったらしいけど、文句言っても喧嘩になるだけ! と夫婦で話し合ってしらばっくれる事にしたらしい。 それ、賢いよ。正解だよ。本当に偉いと思うよ。うん。
「何でこんなにショックを受けるかと考えたら『義理でもきょうだい』って 気持ちがあるから、蚊帳の外に置かれた事にショック受けるんだね。 きょうだいと言っても『他人』と思う事にするよ。寂しいけどそうじゃなくちゃ辛いもん」
色々な家庭のあり方があって、『きょうだい』のあり方がある訳だけど 付き合いの度合いってお互いの保ちたい距離が近く無いと辛いね。 他人だったら「付き合わない」って言う選択もあるけどさ。 親だったり、子だったり、『きょうだい』だったり・・・。 近い間柄であればあるほど気持ちがすれ違った時悲しいね。
今日のお弁当 ブロッコリー、エビ寄せフライ、玉子焼き 焼きしいたけ、福神漬け(笑) ってこの白いご飯の下には昨晩のカレー(お兄ちゃん作)が埋まっているのだ!
|