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■ 勧告4〜そして
会社に愛想を尽かし、言いたいことをいい、すっきりさっぱりしたものの、転職先が決まるまではココにいたほうがいいだろう。 そう思うより前に、管財人室長が 「辞表出さないよね? 続けるって言っちゃうからね?」 と言い、ウンともスンとも返す前に話は流れていってしまった。
で、気づいてみると、新しい部署が創設され、私ともう一人どう見てもコイツはリストラ候補筆頭と万人に囁かれていた管理職がそこに入ることになった。 この管理職は弁護士にまで相談しに行っていたので、ゴネ得というヤツだろう。 こんなアホと同じ扱い!と思うとまた落ち込んだが、 「あなたにはこの部署にさせてもらったけど、現業を優先というかメインでお願いします」 と言われて、ちょっと機嫌が直った。 私は勝ったのだ。 私の現業を引き受けると言った相手先の部署の連中が早々にギブアップを報告し、スポンサーの一味のIもこの業務について丸投げできないと考え直したわけだ。 また、私が文句を言ったスポンサーの関連会社の担当について、 「××さんの言っていた通りでした。担当を取り替えました」 とIから報告があり、本当にその日から別のまともな人が担当となった。 この速さには感心すると同時にちょっと引いた。やっぱ外資、ヤダ。
そして、現業の最大の山場の時には、リストラを言い渡した副社長自らが私のご機嫌伺いに来たし、またIも山場が終わった後も帰り際には必ず手を振るなどやたら親しげというか下手に出るようになった。 当たり前だ、私の業務は会社の顔そのものなのだから。
これで安泰になったなどとは思っていない。 奴らに認めさせるのは、まだまだこれからだ。
グレーと言われた屈辱は一生忘れないぞ。
2009年04月26日(日)
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