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re-invention



 課題提示のタイミング

早いもので5月も終わり。
朝の練習は素振りを中心に。

市教委計画訪問。慌てて今日の分科会についての書類を配布。
1時間目は道徳。

タイトルは「『自分以下』を求める心」
なるほど,『自分以下』か・・・
初めて扱う資料だが,昨年度も何度も生徒に話をしてきた,
「こいつなら何をしてもいいと思っていないか?」
と重なるもの。
生徒達にとって忘れられないフレーズになることだろう。
前段の発問は,
「自分以下が欲しいと思っていたときの私の気持ちは?」のみ。
行きつ戻りつしたが,たくさんの意見が出る。
挙手して発言をしたくなる生徒がたくさん出るが,
やはり全員が発言するスタイルにしたい。
本文の終わりがもう一つわからないのは残念。
原文に当たるべきか。
後段は,自分を振り返って。生徒も自分の心に刃を突きつけて書く。

第二時は公開授業。「乗法の意味を理解する」

前回の発表の残りを再度板書させて。
いくつかのものを比較して見せるることで
「同じ変化の繰り返し」という乗法の意味が見えてくる。
聞いたことを2人組で説明させる。
参観されている緊張感もあって,
上手く説明できずに,
ちょっぴり涙ぐむ生徒も。
これがメインの活動なら,
説明を聞かせる前に
この活動を予告すべきだった。
明確な課題提示は,今回の視点の一つ。
黒板に書いて色チョークで囲むことだけが,大事なのではない。
その気になって聞けば,聞き手の反応が大きく違うはず。
質問する生徒も出るだろう。
予告することで大きな違いが出るのなら,予告しておくべきだ。
人の授業を見ていると,気がつくことも,
自分の授業では案外,生かされていない。
後半は,乗法の符号をハンドサインで確認し計算練習。
まずまず面白い授業かな。

いくつかの授業を参観。
この学校の安定感は,教員がきちんと授業をしていることから。
第4時の国語の中心授業でも,それが見て取れる。
活動を主体とした授業の中,授業者の語りがいい。
主発問では声のトーンを落とし,生徒の集中度を引き出すのは見事。

午後の授業は章のまとめ。

式を読ませて,
引くとマイナスをはっきり区別。
これさえできれば,
何をどうするかも明確。
全員の生徒が参加し,
全員がわかる授業になることが,
当たり前になる嬉しさ。
生徒の表情もいい。

放課後は,分科会。

短時間ながら多くの意見が出て,
何とか板書にまとめていく。
並列ではない構造が,見える板書にはもう一息。
分科会の持ち方も,きちんと考えていない甘さ。
校長先生の指摘は,今日もなるほど。
個の立場を明確にすることで満足せず,そこからどう生かすのか。
スタンドアップも,それがあるから。
委員会からもいくつかの指摘を受けるが,ウム。
自分が話す立場だったらどう言うのだろうと思って聞くと,
なかなか興味深い。
自分が実践してきたことでないと,理想論で終わる気がする。
自身の失敗談を枕に,他校の成功事例を語れるようになりたい。

終了後は部活指導に。
技のバリエーションを広げる練習をメインに。
いつもながら頑張る生徒達。

気になる話がいくつか入る。
何人かの先生と話をして,気持ちが前向きに。
授業記録と,分科会記録を印刷して帰宅。

2005年05月31日(火) 色のグラデーションを見せて
2004年05月31日(月) 代休


2006年05月31日(水)
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