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■ 反数より減数
早朝,目が覚める。 体は眠いのだが,勝ちたい気持ちが先に。
8時からの練習。 昨日の負けから,気迫が一段と勢いを増す。 素振りをいくつか。メニューがまだ定まらない。 模造紙で簡易スクリーンを作成して張り, 昨日の試合をプロジェクタの画像で見る。 気持ちは一段と高まる。
基本打ちの練習では,目の高さに竹刀を置いて, それ越しに面を打つ練習を入れる。 これはなかなかいい。 今まで,左手拳を落とすことばかり気にしていたが, 面技は面布団をどう打つかが勝負。 面金に当たっていては有効打突にならない。 だとしたら,打突時の左拳は鳩尾よりもやや上でもいい。 面技や小手面で,「面は大きく打て」というのは, 左手拳を上げた位置から打たないと有効打突にならないことを 意図しているのかもしれない。 速さばかりを求めていたが, どんなに速くても一本にならない打ちではしかたがない。 竹刀の先を上から落とし込む素振りや基本打ちを 練習させていきたい。 胴打ちにコーチはこだわりを見せる。 これもなるほど。これだけ徹底すればいいものになる。 技は今日から3本繋げて。 もっと混乱するかと思ったが,予想以上についてくる。 特に下がりの技からのやりとりを入れる。 ターンして面技は,どこで入れようか。 そして相面-相懸かり。 気迫がさらに盛り上がる。 4時間の密度の濃い練習に,きちんとついてくるのはすごい。 いい練習ができると,生徒も満足・いい表情。
練習後,いくつかの仕事を。 授業の振り返りカードに, 「自分なら『反数』よりも,『減数』がいいと思う」 という記述を見つけにんまり。 数学を作る作業を,始めている姿勢がいい。 そして,何よりなるほどと思う。 そう言えば,マイナスという言葉は,英語ではあまり使われない。 負の数はnegative numberで,引き算はsubtractionのはず。 何だか不思議な話。 日本では,符号も演算もマイナスと言って通じてしまう。
帰宅後も,まだまだ練習イメージがふくらんでいく。 仕掛け技,応じ技のリズムをとらせる練習など, いくつかの練習を思いつく。 本気になると,のめり込んでいく自分を止められない。 しかし,これではいけない。 どこかで時間の区切りをつけなくては。
2005年05月04日(水) 大蝶杯柔道大会 2004年05月04日(火) 子供とのトランプ
2006年05月04日(木)
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