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■ 始業式・入学式
雨が上がり,桜もなんとか持ちこたえている。 早めに登校し,本箱2つを3Fまで運び上げる。 息が切れ,若くはない自分を感じる。
名前のデータを取り込み,学級通信へ。 前半は生徒向けの文に切り換える。
新任式では短いながらも先生方の印象的な話を聞く。 あらかじめ演台に隠してあった 枯れかけたシクラメンが再び花を咲かせた様子を見せ, 命の力強さを見せてくれた話は特に。
校長先生の話は始業式,入学式とも強く印象に残る。 断片的にメモをしたが,これからは録音したいとも。
若者は,思い切り背伸びせよ。 若者の背伸びを大人は心配して止めるが, 若者の背伸びは,成長につながる。 背伸びが背伸びではなくなる。
「人様に迷惑を掛けないように」 という言葉を聞いたことがあるだろう。 従来の日本の家庭教育の基本はこれだった。 その通り,迷惑を掛けないように心掛けるべきだ。 でも,あえて問いたい。 他人に迷惑を掛けずに生きることができるのだろうか。 迷惑を掛けていないつもりでいても, 自分が気がつかないところで, 迷惑を掛けていないと言い切れるのか。 だから,イヤなことがあっても人を恨むな。 それは迷惑だと相手に教えてあげることは大事だが。 そして,相手のためになることをしよう。 貯金だと思っていい。 迷惑を掛けたとしても, 普段,相手のためになることをしているなら, 「あの人なら」と許してもらえるだろう。
かけがえのない命。 一度失ったら取り戻すことはできないもの。 かけがえのない命 only one とって代わることのできない命。 誰も,あなたの代わりではあり得ない。
兄を亡くした生徒が,10日ほど欠席した後, 「みんなに話がしたい」と申し出てきた。 「兄が亡くなって,たくさんの人が来てくれた。 そして,兄のことをたくさん話してくれた。 話を聞いていると,自分の知らない兄がいた。 命は,多くの人の関わりの中にある。 命はつながっている。 自分は,これから兄の分まで生きていこうと思う。 あなたの命は,あなたのものであっても, あなただけのものではない。」
学級開きはいつものように出会いの握手から。 解散時は,感謝の握手ができることを期待して。 その後の保護者会は, 昨年までの生徒たちのことを頭に浮かべて 「中学生の親として」大事にして欲しいことを語る。 PTAの役員決めで難航。 予定よりも時間があったのだから, 保護者同士の自己紹介を上手にすべきだった。 相手のことを考えて手を打っていない自分を反省。
時間が過ぎるのが早い。
2005年04月06日(水) 桜満開の始業式 2004年04月06日(火) 決意を新たに
2006年04月06日(木)
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