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re-invention
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曲がる下敷きも放物線?
学年委員会を招集してあるので,早めの登校。
急遽行う学年集会の打ち合わせ。
授業は,身近にある放物線の第2時。
意識をしているクラスでは,放物線らしきものとして,
帽子のツバ,傘,縄跳びの縄,便器(!)など,
子供らしい意見が出る。
カーブミラーの厚みなんてのも出て,面白い。
本当はどうなのだろうか?
さっそく校内にあるカーブミラーをデジカメで撮影する。
さすがにカーブの曲がりが緩やかで,よくわからない。
なんとなくそんな気もしてくる。
生徒の感想にも,放物線になっているとしたら,その理由があるはずで,それを知りたいというものがあった。
いい発想で,思わず笑顔。
そのうちに,
曲げた下敷きは
放物線ではないかと言い出す生徒が出る。
本当だろうか?
方眼紙に写して,
座標をとって,
Voyage200の
Datamatrixに入力
Y=Editorで
数式を入力し,
近似していく手法。
これもいい感じ。
こちらのわくわく感が生徒にも伝播し,
必死にその数式を求め始める。
いくつかの場合を試したが,放物線にかなり近い。
瀬戸大橋等の橋が放物線である訳が,
構造上の理由だとしたら,
同じような理由で,
放物線になるのかもしれない。
ラストは,教室でのボール投げをデジタルカメラで撮影し,方眼黒板上にプロジェクターで投影。
コマ送りしながら,チョークで跡をトレース。
スローモーションにしたり,逆送りしたり・・・
いつも見ているはずの何でもないものが,
数学的にとらえられる美しさをともに体感。
6時間目は学年集会。
久々に学年全員の前で話をする。
2004年11月01日(月)
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