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re-invention



 心を動かす力

テスト返却。
できなかった生徒に対して,どうしたらいいのか。
「これじゃあ駄目だ」と言うことはできる。
刺激を受けて,発奮してくれればいいと思う。
でも,それでホントに変われる生徒は少ない。
何をどうするのかの,具体がない。
でも,具体をどうやって示せばいいのだろうか。
丁寧に分かりやすくばかりを繰り返していると,
テストはできても,考えない生徒になる。
教師ががんばる部分と,生徒ががんばる部分の両方が必要だ。
「ホントにできるようになりたいと思っているか」
以前見た陰山先生のビデオの1シーンがよみがえる。
生徒の心に迫って,生徒の心を動かしたいと思う。
学級担任としてできることは,
「観客になるな,プレイヤーになれ」という指導か。
発表したり,反応することは,本気じゃないとできない。

学年集会では,部長でない部活のメンバーによる部活紹介。
中体連大会の目標はもちろん,
練習に対して,どんな思いで取り組んでいるかや,
レギュラーでない生徒の心の内側を聴け,いい会になる。
こうやって,いろいろなメンバーが話せるところはもちろん,
誰が出ても,暖かく受け止めることができるのが
この学年の強み。

総合では,来週のJC(青年会議所)の方を迎えての会を考える。
なぜか歓迎のセレモニーをすることになり,
何をやるのか,考える。
音楽で習った「いい日旅立ち」,「君が代」を歌を歌ってみたり,
「星に願い」ををリコーダーで吹いてみたり,
なんとも楽しいわがクラス。
気がつくと,周りのクラスも歌を歌い出す。
「明日から朝練をやる」なんてクラスも出る。
質問を考えたのは,自分のクラスぐらいか?
まあいいか。

その間に事件あり。対応に奔走。真実は見えず。
心を動かす力に,どうしたらなれるのか。

放課後,体験入学申込の宛名書きと,
明日の保護者会のプレゼン作成。


2004年06月17日(木)
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