世間的には大変な震災が発生し、その件についても日記を書こうと思いつつなんにも書いてなかったえあですこんにちは。 っていうか前回日記がジャスト11日。これは夜が明けてすぐの夜中なので当たり前ですがまさしく何事もなく普通で、今思えば何ともいえない気分です。 本当に一寸先は闇なのだなあと。いえ別に、サイタマ民の私は何かしらの被害を受けたわけではないのですけれども。
これまでも度々言い訳してきましたが、日記のお株は全てTwitterに奪われている今日この頃です。 というか、本来の日記の用途としてはTwitter、実はこれ以上なく適したツールなんじゃないかなとか最近思います。その瞬間その瞬間に思った事、起きた事を書き留められるから、読み返せば実にリアルにその日の出来事がしたためられた記録となります。日記帳以上に完璧な日記。 唯一問題なのはそのままだと大変読み返ししにくい仕様であるって点ですが、それも何らかのツールをかませれば解決しますしね。 日記をそろそろ、TwitterとTwitter連携のブログに移行しようかなあーとかエンピツ信者(嘘)の私が脱エンピツを真剣に考える程の革命的なツールです。
さて、どなたかが読む為の記録としてではなくいつもの通りただの日記としてこの日の出来事を書いておこうと思います。
3月11日。この日は金曜日でしたので私は勤め先で普段通りに仕事をしておりました。パソコンと向き合っておりますと、唐突でありながら実にゆっくりとした揺れを感じました。 私の勤務先のビルはトラックが通るとすぐにぐらぐら揺れるので揺れること自体はよくある事なのですが、この揺れは明らかに地震。最初はおや地震だ、と思っておりましたが、だんだんぞっとしてきました。初期微動と言うんでしたでしょうか、最初の小さいはずの揺れがそんなに小さくもないし、信じられない程に長い。 暫くして建物が大きく揺れ始めました。ここ暫くは感じた事がない程に強く、またいまだかつて経験した事がないほど長い揺れです。 この場所で感じる揺れ自体は直接この建物がどうこうなってしまうという程ではないように思えましたが、先程の遠い遠い所からやってきた揺れと併せて考えれば、どこかかなり遠い場所で震災というクラスの地震があった事は疑うべくもありません。 机の下へ、と指示があったのでとりあえず机の下に隠れましたが、それでも尚長々と地震は続きました。
秒数とかは全然計ってないのであいまいな事は言わない事にしますが、しばらくしてようやく揺れも収まり、避難指示が出たので避難を開始しました。 携帯だけを持って廊下に出ると、水道管がやられたのか床が水浸しになっていました。 うわ。建物どうこうなってるし。
建物の外に出てまずは自宅に電話をしますが案の定回線が混んでいて繋がりません。 ここから避難指示解除で職場に戻る→やっぱり再避難の混乱コンボが続きましたが、こちらとしてはコッソリ調べものと家に連絡する時間がもらえて助かりました。 Yahooで調べてみると、震源はあろうことか東北。うちは父母ともに東北の家系なので親戚はほぼ総東北です。しかも古いど田舎。じいちゃんち大丈夫か。 自宅への電話は時間を置きつつ何回か繰り返したら繋がりました。家自体は、ぬこ様がびびりまくった以外は特に被害がなかった様子です。
度々の避難指示が解除され席に戻り、津波情報やら広範囲に広がった震度分布やらを信じられない気持ちで見ました。 津波10mって……どうなるんだ。いや、もう時間的に過ぎてる。どうなったんだ? それを心配しましたが、それについての後追い記事はその時には見つけ出すことは出来ませんでした。
その後は度々揺れがくるもいつも通りに残り数時間仕事をして、帰宅の途につきました。 と言っても恐らく電車も動いていないでしょうし……。友達は行ける所まで行ってみると駅に行きましたが私は近所のスーパーにしけこみました。ちょっと後にやっぱ電車動いてなかった;;というメールで確かに動いてないことを確認できました。
自宅に帰れないやーと電話すると迎えにいこうかと言われましたが距離と渋滞で朝までに往復しきれるかどうかも疑問。かえって一人の方が身軽に動けますので丁重にお断りしました。 ぶっちゃけ頑張って帰らなくちゃいけない理由も見当たりませんので選択肢:帰宅は早々に放棄し、どこで夜を明かそう、ファミレスは今日も24時間やるかしら、まあ最悪会社の更衣室にでも忍び込んじゃうYO、と超タカを括ってねぐらを探しておりました所携帯に着信が。 会社から。なんだろ。こんな時にトラブった? 出てみますと親切な上司から「送ってやるから戻って来い」とのご連絡でした。 えっまじで。うち遠いヨ? 多分皆おんなじこと考えてるだろうし道路やばいヨ?……正直人様に迷惑をかけるならその辺でダンボールに包まって寝る方がよいような気がしましたが、わざわざ申し出を頂いた以上は有難く受けさせて頂く事にします。
その後は大部分車中なので省略しまくりますが4時間程かかって家まで送って頂きました。普通なら2時間程あれば着く距離ですから、どれだけ道路状況が大変な事になっていたかは言わずもがなです。 まあ運転したのは私じゃないわけで、私は全然疲れていないわけですが。 それどころか、駅にすら行かず近所のスーパーでダラダラ時間潰してたので普段よりも尚自力では移動してないていたらくなんですが。 後に知る事になる避難されてる方のご苦労は言うに及ばず、首都圏の帰宅難民の皆様も10何kmと歩いて帰ったとか大変そうだったのに。 ……後日埋め合わせ(?)に、ちょっとだけ募金してきました。
東日本大震災で亡くなられた方のご冥福と、被災者の皆様の安全、そして被災地の復興を心よりお祈りいたします。
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