2004年08月30日(月) 遅刻した!

本日会社に遅刻しましたえあさんですコンニチハ。

実を申しますとえあさんはこれでも子供の時から大変優等生で通っておりまして、これまでの生涯で小・中・高校そして会社に遅刻などというだらしない行為をカマしたことは数えるほどしかないのです。
覚えている限りでは、高校で痴漢捕まえて警察署に連行し遅刻したのと、中学校で一緒に通学してた友人が寝坊して遅刻したの、そして何回か電車の遅延による遅刻があっただけなのです。

何たる真面目さ! 何たる誠実さ! まさに学生の鏡と言えましょう!

「……えあさんえあさん。」

おや、何だかどこからか私を呼ぶ声がする。これはもしや私の心の声?

「えあさん、小中高そして会社って……

 大学は?

うむう。痛い所を突く。

「更に言うと学校は遅刻しなかったけど、去年だかのコミケとか私用だと……」

…………。

……………………しかしながらこのえあさんの輝ける優等生的シャイニング歴史に予期せぬ所から影が訪れてしまったのです!!

「うわ強引な流し方。しかもシャイニング」

心の声、そろそろうるさいです。

ええ、白状致しましょう。今回の遅刻はまさに100%この私めの落ち度です!!
この度はとんだ不始末をトばしてしましました会社の皆様すみません!!

しかもこの記念すべき遅刻。

寝坊して遅刻。

などというストレートなオチではありませんでした。

キッチリいつも通りの時間に起き、キッチリいつも通りの鞄を持ち、キッチリいつも通りに家を出て、キッチリいつもの電車に乗って、キッチリ1時間強電車に揺られ、キッチリ降りて。
当然キッチリいつもの100均でキッチリいつものダイエットペプシを購入。
そして多分キッチリいつもくらいの時間に会社の門をくぐったのであります。

ここまではよかった。ここまではよかったのです。

いや、訂正しましょう。
よかった思っていたこの朝の行動は、実はほとんど最初っからよくなかったのです。

門をくぐったその瞬間。

私は衝撃の事実に気が付いたのでした。










あ……



















制服持ってくるの忘れてら。









キッチリいつもの鞄を持った、という所でアウトだったのです。
いつもの鞄+制服入れた鞄も持っていなければ。

あーあ。

あーあ。

あーあ。

……取りに帰ろう。

通勤時間電車で1時間、徒歩時間電車待ち時間着替え時間その他入れるとまる2時間程度かかる道のりですが、えあさんは即時帰還そして再出撃を試みる事にしました。
ちゃんと戻ってこようという私ってまじめ? まじめ?
……普通ですか、そうですか。そうですね。

着替え時間はそもそもその着替え自体を忘れた以上考慮から外してもよいもので、そして徒歩時間は地元分は、母に制服を宅配していただく事でカット出来ます。今頃、というかとっくに母も気付いてヒーでしょう。

即時撤収……
撤収経路はかなり裏道を選択。
知った顔と鉢合わせした日にはちょっと自決を覚悟しなくてはなりません。それほどのミッション失敗です。

ほうほうの体で会社最寄り駅まで帰還。
この頃には既に始業10分前になっておりましたので、課長に連絡を入れます。



ぷるるるる。ぷるるるる。かちゃ。

課長「はい、○○(社名)です。

えあ「あ、もしもし、えあですが。

課長「おお、どうした

えあ「ちょっと寝坊しまして、

制服忘れましたァなんてこっぱずかしいことさすがのえあさんも言えません。

えあ「まだ今地元なんですゥ。

うちのじゃなくてアンタのだけどな。(課長地元民

課長「そうか〜。気を付けて来いよ〜。





……物分かりの良い上司で助かります。

その後家にも電話し荷物を持ってきていただく旨を依頼し、帰還再開。



まあ、実を言いますと、丁度よかったっちゃ丁度よかったんですがね。

来る時読んでた「イリアの空」が先、気になって気になって。

以下、しばらく電車での平穏な帰還が続きますのでイリアの空読了後感想をお送り致します。
ネタばれバリバリ御座いますので以下反転。

反転ここから↓

弟が「俺嫌いだから売る」と言って譲ってくれた意味は分かりました。
うんまあ確かに奴は嫌いなオチだね。
ハッピーかアンハッピー分かれるタイプという前評判を聞き、アンハッピー嫌いの弟はアンハッピーと判断しペケを出しましたが私はオッケー。
しかしハッピーと判断してオッケーなのではなく、アンハッピーでオッケーという感じ。
いやこれアンハッピーだろー。これをハッピーエンドと取るのはずるいだろー。

序盤はいつ実はネのつく特務機関の司令官であるお父さんがエのつく汎用人型決戦兵器への搭乗を強要してくるかドキドキしたりしてたというのは内緒です。
ベタと言えばベタベタなくらいベタですが清々しいよいお話だと思います。無論結末も込みで。
惜しむらくは水前寺のポジションが終盤なんだかよく分かんなかった事。他のキャラがあまり絡まなくなってしまったのは仕方ないとして水前寺は是非とももう一歩踏み込んで欲しかった。否、もう一歩踏み込んだからこそああなったのだろうが、あれはちょっと安直じゃないかなー。……私が水前寺好きなだけ?

内容には素直に感動した。いや、ストーリーにではなく作者のセンスに(……ストーリーは?)。
台詞回しとかコトバの端々に滲むセンス、そしてキャラ一人一人のムカツクほどの描きっぷりがとても素晴らしかったです。

反転ここまで↑


というわけで一時ベースに帰還し輸送部隊から物資を受け取り再度出撃したえあさんでした。

丁度会社に再度到着したのは、運勢最悪に12時ジャスト。
食堂に向かってぞろぞろ歩く皆さんの中を私服でてぽてぽ歩くのは非常に切なかったです。はい。










……そういや。あれだけ一生懸命気配を隠蔽しつつ撤退したのに、同じ課の方に、

「えあさん、朝、歩いてたよね……?」

等とフザけた戯言を言われてしまったんですが……。
まあ気付く前迄は普通に来てた訳なので……。

勿論ソレハ彼のミマチガイな訳ですがァ。
とりあえず要らぬ噂が立つ前に(ピー)しておいた方が良いですかね…………


***


コメント&一絵お休みします。
…………日記書いてる場合じゃなかった。

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