| 2003年10月20日(月) |
Web素材「女神」Up（遅いけど） |
ということで昨日の日記でうきうき描いていた素材をUp。
色だけ変えてバリエーションを作るという技は、何かもったいない気がしてあまりやらないのですが(そうでもないか)、今回はなんだかちょっぴり楽しくて、青バージョンとセピアバージョンも作ってみたり。
青は無条件に綺麗目に見えてお得だね。
途中まで、本気で美術館(Not配布物)に上げるか素材とするか悩んでいたんですが、このバリエーションを見たかったがために素材としたと言うのもあながち間違いではない。
美術館に上げる絵でもそうですが、描き上げてから色調を調整したりしていると、どっちも捨てがたいなーという色に複数出会うことがあります。
色じゃなくて、シャープな線とちょっとぼかしをかけたの、という二択とか。
どっちもいいんだけど、両方飾ることも出来ないし。うーん。
究極の選択です。
って色の調整なんかでごまかそうってのがそもそもよくないんですけどね。
唐突なんですが。
うちの妹が、専門学校に行きたがっています。
代々木ア●メーション学院。
本気なんだろうか……？ ちょっと心配な姉です。
ていうかこの学校ってどうなんでしょう。コレ系の学校としては。有名すぎてちと怖い気がするんですが。
こういう系統の学校に進むこと自体は、いいと思う。どうせ妹、私に似て馬鹿だしね。アハハ。
私も漫画研究部に所属していただけあって、それ系に行きたいなあという欲望はあったのですが、結局普通の大学に進んでしまいました。
別によく(主に漫画や小説なんかで)あるように、親にそういう道を反対されたからではなく、自分の意思で大学がいいや〜と行ったわけなんですが、それはむしろ自分が、将来とか就職とかのことを考えて及び腰になってしまったのが理由。
まー大学出てズルズルと派遣やってちゃ就職は結局失敗してるような気もするのだが(全国の派遣の方すみません)。
私の能力では、絵の道で食っていくのは絶対に無理だ。
進路選択の時点でそんな悟りを開いてしまったのですね。若かりし日の私。
漫画家とかいうようなある意味頂点の存在は当然として、地方の広告会社のイラストレーターとかのようなまだ間口の広い(？)就職先すらも、私には届かないであろうとそう判断してしまったわけです。ていうかこの手の学校を出た人がどのような職業に就くのかとかすら、早期ドロップアウトの私はよく知らないのですが。
一つ上の先輩に、失礼ですがさほど絵のうまいとはいえなかった方がいたんですが、彼女はこの手の学校に進学したんですよ。その一年後の文化祭、遊びに来たところでたまたまイラストを描いてもらったんですが、まあびっくり。
すっげー上手くなってるんですよ！
さすがに口に出しては言えませんが基本能力500%Up！ て感じに。
いや、あの時は、ちゃんと学校に行って勉強すると違うな！と心底感心したものでした。
しかしこれが、私からこの手の学校に行く意思を奪い去った最大の要因だったのです。
先輩だって(失礼)勉強すればこれほど上手くなるんじゃ……
いつまでたっても上にたどり着けないじゃーん！
先輩だけが飛びぬけて成長したとはいくらなんでも思えない(成長率自体は高かったかもしれないが)。
これだけ上手くても、まだまだ学校内ですらトップを張る腕前ではないだろう(なんとなく)。
ああ。
なんて遠い。
……その遠さを知り、それでも歯を食いしばって泳いでいくほどの根性がなかったといえばそれ以外の何物でもないんですが、打ちのめされた私はフワフワと別の世界に流れていってしまったわけなのですね。
都合よく他にもやりたいことはあったし。
なので、あっさりとその道への興味を失ってしまったわけなのですが……
今。
就職とかそういうのを抜きにして、社会勉強として専門学校に通うことが出来るなら……
ぜっっったいに！
イラスト系の学校に行きたいと思うのです！
私も先輩みたいにいきなり上手くなりたいぃぃ！
ていうかなんなんだ！？ なんであんな手品のように上手くなるんだ！？
その秘密を是非、知りたい。あの校舎の中ではどんな魔術が行われているのだろう……
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