2001年11月03日(土) 主人公とは。

昨日の日記で、ほんのちょっとだけ自分的主人公について語ってしまったのでそのついでに。
えあ的理想の主人公論。あくまでもえあ的。


主人公の条件1 美形はいかん!

……美形は……いけません。ええ。
昔は散々美形主人公はまっといてそーいうこと言うなって感じですけど……
美形は主人公じゃ駄目なんです。
ちなみに脇役なら美形オンパレードでもOK。
何で美形が駄目なのかっていう理由は簡単。
オンライン小説界に美形主人公多すぎ。
いや、商業誌やアニメでも多いといえば多いけど。
石を投げれば美形主人公に当たるという状況は気に食わない!
……ただひねくれてるだけじゃん私!!

主人公の条件2 優れていなければならない

漫画や小説の中のキャラクターってご都合的に優秀すぎて現実味がない、なんていう言葉を希に聞きますが……
……凡人が主人公張る漫画や小説なんざ読みたかないよ。
いや、そういうテーマなら何ら問題ないんですけど……
主にファンタジー読みの私としては。ファンタジー世界の凡人って、マジで役立たないし。足手纏い系の主人公は好きじゃないのです。
何か一つでも、他の誰よりも優れていて、仲間に頼りにされたり仲間を救ったり出来るような奴でなければ主人公とは認められません。
優れていればなんでもいいんです。
知識が豊富、機転が利く、生活力がある、凄い剣士、魔法使いなど。
複数の要素を持ち合わせてればなおGOOD。

主人公の条件その3 でも独りでなんでも出来ちゃ駄目。

↑と相反してる気も微妙にするので補足します。
いろんなことの出来るオールマイティな主人公は大好きです。
ただし、それが全て最高レベルで出来るんじゃ嫌なんです。ということ。
最高に近いレベルというのならいいんですけど、その全てが最高じゃあね……
理想はとりあえず全部の教科十段階で8くらいだけど、一つだけは絶対に10、みたいな感じで。
凄く強い魔法使えるんだったら、呪文唱えてる間、他の人に守ってもらわなくちゃいけません。
戦闘シーンでの主役になれるような人だったら、作戦を考えるのは他の人に譲らなければなりません。
強くて賢い一見非の打ち所がない人は、精神的支柱の役割にはなっちゃだめです。
主人公一人におんぶに抱っこみたいなお話は読んでも書いてもちょっと面白さ半減かな、と思っちゃったりします。


……書きながら考えまとめてるのでアレですが……
1は結構どうでもいいかも。自分で進んで書く気にはならないってだけで、美形主人公ではまってる物語結構あるし。
重要なのは2、3ですね。
特に、主人公が精神的支柱の役割を果たしていない物語(=主人公の心の揺れ動きとか成長とかを見守る物語)、大好きです。

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