モスクワ留学日記
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おばあちゃんがブーツを持って部屋に入ってきました。
ねぇ、これと交換しない(^^?
ニコニコしながら見せる白いブーツは、ずいぶんくたびれてボロさ全開のシロモノ。
・・・。
どうやらおばーちゃん。ワタシが室内履きとして愛用している、
キレイな白いブーツと交換したいらしい。
「これさぁ、私にはちっちゃいんだよね。
アンタのはおっきいサイズ(40)でしょ?」
「え、普通(38)だよ」
「あらー、、、40だと思ったんだけどねぇ、、
ちょっと履いてみていい?」
・・・。
「やっぱり小さいヮ…(すごく残念そう)
丁度良かったらコレと交換してもらおうかと思ったんだけどねぇ。。」
・・・。
そんなボロとは交換できねぇよ!ばーちゃん。
◇◇◇
ここロシアではその辺の道端でひらひら揺らして服を売るおばちゃんがいっぱいいます。
いわゆるフリマ?!
いかにも古着です、ってものから、新品っぽく値札をつけられているものまで色々ありますが、とにかく何枚も手にもって、ヒラヒラヒラヒラ…
安いよ〜(ヒラヒラ)おねーちゃんどう?(ヒラヒラ)って感じ。
通りに出て売らずとも、
「これ不要になったから奥さんどう?」なんて、
人にモノをあげたりもらったりってのも常識。
うちの大家さんはおばーちゃんなので、あちこちからモノをもらったり拾ったりして、古くて壊れかけのモノを大量に貯めこんでいる。
もちろん、何かに役立つだろうと思って持ち帰ってくるものなんだけど…
そのうち、うちのアパートはゴミ箱のようになってしまいそうでコワイです。
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