モスクワ留学日記
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2001年10月03日(水) ちょっと和むとき

モスクワ 2〜13度 へいっくしょん。はいー。



雨が降ったりして、えらい寒さになってます。

もはや手袋&帽子なしには凍える…



     ◇◇◇



昨日の朝。まだすっかり夢の中のワタシ。









「みほー!ロシア人の女性から電話だよー取ってー!」











ムニャムニャ…













「電話電話ー!」















はっ。これは現実か。(電話へダッシュ)



電話の主は、病院の看護婦さんだった。

「あぁ、ミホ―?今日ね、レントゲンやってないのよ。

やってる日はね、この日とこの日と…。じゃぁ患者がいっぱい待ってるから切るわね。ちゃんといらっしゃいね。ガチャ。ツーツーツー…」



     ◇◇◇



大学では毎年、健康診断をやらなきゃいけなくって、

留学生は国別でやらねばならぬ検査が決まっています。



アブナイと思しき熱帯地方からの学生は、やたらめったら検査が多いんですが、ワタシは2つだけ。エイズ検査(血液検査)と胸のレントゲン撮影。



血液検査はもう済ませたけれど、レントゲン撮影が…



「診療予定」と書かれた時間通りに行っても、

開いてないことが多いのだ。



そんなわけで先日、学生担当の看護婦さんの所でちょいと話をして、

自分の電話番号も渡しておいた。



まさかかかってくることはないだろうと思っていたのに、電話が来た。



しかも、「あなた今日来る予定だったでしょ?今日は診療してないから…」と、気遣ってくれたのだ。



あぁ、なんて優しい看護婦さんだろう!



サービス皆無のロシアにおいて、ほっと心が和んだ瞬間だった。



     ◇◇◇



…ところで、時計を見てみる。













9時20分?…(^^?













ち、遅刻だ…仕事。。(滝汗)









潔く「寝坊しました!」と職場に電話。



1時間遅れで到着。仕事開始。

でもなんだかノラナイままに1日が過ぎていった。

やっぱダメね。遅刻は。



     ◇◇◇



いくらレポート書きで寝てなくても、仕事は仕事。

お給料をいただいている限り、自分のノルマはこなさなくては。



苦学生たるもの、気合いで乗り越えずどうする。



ファイト!ワタシ。


mihobani |MAILHomePage

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