モスクワ留学日記
もくじ


2001年09月23日(日) ★★★本を探して三千里

モスクワ 8〜18℃ 少し肌寒いかも。

あっという間に週末、そんな毎日です。

     ◇◇◇

雑誌を開けば、「黄金の秋!郊外へ旅行だっ!
っちゅー見出しが目に飛び込んでくる季節。

いやー、街中ですらこーんなにキレイな紅葉なんだから、
郊外はさぞかしきれいだろうなー、
空気がおいしいだろうなー、なんて思うのだけれども。ども。

これでもかといわんばかりの課題量。
大学は厳し。

レポートを書くにはまず本をGETせにゃならん。

いざ、本探しの旅へ(むん)

     ◇◇◇

外貨稼ぎに忙しい大学では(や、悪い意味じゃなくて)
本はけっこう充実している。その大学から出版されているのを買って、
じっくり課題に取り組める。

が、悲しいかなうちの大学は貧乏の鐘が鳴る。
びんぼーん。ぼーん。ぼーん。。。

先日のプーチンさん訪問で、少しは潤うといいのだが(切実)

教授が「読め」という本は、まずそのへんには売っていない。
あるのはうちの大学の図書館か、レーニン図書館くらいだ。

しかも、在庫数が少ないので、争奪合戦は当然激しくなる。

図書館に座って、2〜3時間で書き上げられる課題ならば問題ないが、
レポートとなると、とてもとても。ましてやロシア語で読むわけだから、
外人のワタシには到底ムリである。

     ◇◇◇

新しい本ならば、そのへんで売っているやもしれぬ。
という淡い期待を抱いて本屋へ向かう。

1軒、2軒、3軒、4軒、、、、

どこも人でごったがえしているが、必要な本は見当たらず。。

5軒目に最後の望みを託すも、虚しく手ぶらで帰ることに。

もぅ、ぐったり。
1日中歩き回っても欲しい本が、たった1冊の本が買えないなんて!

更に最悪なことに、ロシアでは書店で本の予約ができない。

「いつ入荷予定?」
「知らないわ」   

が常識である。これ以外の問答はあり得ない。

重い足をひきずって家に帰った。。

     ◇◇◇

mihobani的発言:ちゃきちゃきの

日記の口調から、
ワタシを関西人だと思っている人が意外と多いようですが、

ワタシは正真正銘、100%北海道産
ちゃきちゃきのどさんこであります(^^?
時々「えせ」関西弁になる習性あり。


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