モスクワ留学日記
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2001年09月17日(月) |
心理テストでわかる家族の役割 |
モスクワ 8度〜20度 風がなくて夏のように暖かい。半そでOK。
大学4年にもなると、一般教養の授業なぞは影を潜め、 もっぱら専門課程まっしぐら。
今期週15コマの授業のうち 12コマが専門の心理学関連。あとの3コマは教育学である。
◇◇◇
大学4年にもなると、講義よりも実践の授業が増えてくる。 1年の頃に習った論理? 覚えちゃいねぇ(きっぱり)
でも大丈夫。こんなんやったよねぇ〜 と繰り返し説明が入り、 その後に実践となるノデ。
◇◇◇
かくして、実践の授業では色々な疑似体験をするわけだが、 「家族の役割と家庭内の仕事」の心理テストは実に面白かった。
(…と、説明を書こうと思ったが、 テキストだけではわかりづらいので断念)
家族が集まって、家族会議を開き、それぞれの意見交換をすることにより、 その家族に欠けているもの、必要な事を再確認できるというテストである。
私たちが授業でやるのはあくまでも疑似体験であり、 実際はホンモノの家族にやってもらって、心理学者としての立場からアドバイスするにはこういう方法で…というのが実践の狙いである。
社会的環境、物事の捉え方の違いなどから、 ロシアで得た心理テストは日本では通用しないことは百も承知だ。
社会的役割に「麻薬中毒患者」「アルコール依存症」なんて 日本人なら書かないだろう。おそらく。
いや、仮に書いたとして、だ。 冗談はやめなさい。なんて一蹴されそうだ。
その状況を家族がどのように助けていくか、 真剣に話し合うのが実践の授業である。
◇◇◇
mihobani的発言:テロの影響で
事件発生当初、ドルの換金レートが急落し、 1ドル29.40ルーブルくらいだったのが、 18ルーブルくらいになっていた。
しかし、レートはすぐに元通りに。 テロ行為の便乗班で換金レートを操作するのは許さん! と「お達し」が出たのだとか。ドル保持者はひと安心。
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mihobani的発言:両立の捉え方
仕事の予定を急遽変更して、大学の授業を受ける。 この両立、難しいようでいて、逃げ道にもなるから楽である。
勉強に疲れたら仕事に、 仕事に疲れたら勉強に目を向ければいいわけで。
ここで、逃げられるくらいの社会的役割しか持たないのか…と ヘコんではいけない。精進あるのみ。
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