モスクワ留学日記
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2001年09月16日(日) |
★★★テロ事件、モスクワの反応は |
モスクワ 11℃〜20℃ 紅葉真っ盛り。引き続き風邪に注意。
アメリカのテロ事件発生から5日… 命をおとされた方々のご冥福をお祈りすると共に、 一人でも多くの方が救出されることを願います。
◇◇◇
モスクワでは事件当日、すべてのテレビ局で 生々しい事件の様子を伝えていました。
プーチンさんは「ロシア国民はテロとは何ぞやということをよく知っている。アメリカ人の痛みと悲しみを共感する。我々はアメリカの見方だ」との見解を発表。
この言葉、本当によくいい得ていると思いました。 だって、ロシアではチェチェンからのテロ攻撃の恐怖を日常的に抱えているんだもの。
◇◇◇
1999年9月14日、カシールスカヤ・ショッセという通りにあるアパートが爆弾テロに遭い、完全崩壊しました。 事件発生は午前6時、多くの住人がアパート内におり、死者は116人に。
それから地下鉄プーシキンスカヤ入り口での無差別爆弾テロ、 デパート地下の爆弾テロ…
テロテロテロ… チェチェン人の犯行とも、政府が仕掛けたとも言われていますが、 戦場ではなく、一般市民が暮らす町中で、 一般市民が犠牲になるという意味において、テロとは本当に恐ろしい。
ここロシアでは悲しいかな身近に感じる言葉なので、 今回のアメリカでのテロ事件、みんな本当に心を痛めています。
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ただ… 気になったのは…
捨て身の突撃のことをロシア語では…
「カミカーゼ」(神風)と言うんですね。。
「11日、アメリカで起こったテロ事件、カミカーゼによる被害は…」 なーんてアナウンサーが読み上げる原稿…
しかも…
事件発生当初、情報が混乱していた中で
「赤軍関与か?!」なんて情報が…
ひどい映像が流れる中で「カミカーゼ、カミカーゼ…」 と繰り返されると、日本人としては複雑な心境に。
◇◇◇
在モスクワ・アメリカ大使館前には、 ロシア市民からの献花が止むことなく続けられています。
不幸があって初めてわかる。 幸せの意味を。
命あっての、ものだね。。。
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mihobani的発言:
母さん、ワタシは元気にやっています。
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