モスクワ留学日記
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2001年07月27日(金) ★★★タダ乗り犯

モスクワ 20〜32℃ また嵐かもって。いやん。

例によって朝はバタバタと。
あと5分早く家を出たら、余裕で職場に着けるのになぁと思いつつ、
なかなかどうして。朝は秒で刻む世界。F1にも通じるものが。
…てなわけで今朝もダッシュで家を出ました。

     ◇◇◇ 乗り合いワゴン ◇◇◇

モスクワでは「マルシュルートカ」と呼ばれる
乗り合いワゴン車が走ってます。
バスが走るルートをカバーしていて、
タクシー並にブーンと飛ばしてくれるので、
急いでいる時に非常にありがたい乗り物です。
12,3人乗りで、1回の乗車は6ルーブル(約24円)

バス券は1回4ルーブル(約16円)ですから、少し割高です。

(バス・トロリーバス・路面電車・地下鉄
それからこのマルシュルートカも含め、
距離に関わらず1回の乗車に対しての料金制なので、
どこまで乗っても料金同じ。とってもお安い♪)

車内は狭く、デカイロシア人の乗り降りは時に困難を極めますが、
それはまぁいいとして、問題はお金を払うとき。

お金を払うのは走行中で、一人一人がちゃんとお金を払ったかどうか、運転手さんはあまりチェックしていないようです。

だって、見ちゃいましたもの。タダ乗りしてる人。
その人はお金を出すそぶりも見せないまま、
しばらく乗って、すーっと降りていきました。

強い人もいるもんだなぁ…と感心したものですが、



やっちまいました…ワタシも…



バタバタと家を出たワタシを救うかのようにやってきた
ワゴンに飛び乗ったわけですが、

お金を出そうとカバンを開けたら、財布がナイ…

…え?(冷や汗)

カバンの中を探しまくったけれど、ナイ。


…うぉぉぉぉぉぉ…財布忘れた〜〜〜〜!

というわけで、危機的状況を把握したワタシでしたが、
ない袖は振れぬ。いや、確信犯でなくて。アクシデントです(泣)

周りからの刺すような視線に耐えつつ、
降りるバス停が近づいて…


さらっと降りちゃいました。
誰にも、何にも咎められることなく。

ごめんなさい、ごめんなさい(心の声)

     ◇◇◇

ちなみに、ロシア語で無賃乗車する人のことを
「ザーイツ」(ウサギの意味)と言います。

みほばにを地で行く形に…あぁ、、

     


mihobani |MAILHomePage

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