モスクワ留学日記
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モスクワ 20〜32℃ また嵐かもって。いやん。
例によって朝はバタバタと。 あと5分早く家を出たら、余裕で職場に着けるのになぁと思いつつ、 なかなかどうして。朝は秒で刻む世界。F1にも通じるものが。 …てなわけで今朝もダッシュで家を出ました。
◇◇◇ 乗り合いワゴン ◇◇◇
モスクワでは「マルシュルートカ」と呼ばれる 乗り合いワゴン車が走ってます。 バスが走るルートをカバーしていて、 タクシー並にブーンと飛ばしてくれるので、 急いでいる時に非常にありがたい乗り物です。 12,3人乗りで、1回の乗車は6ルーブル(約24円)
バス券は1回4ルーブル(約16円)ですから、少し割高です。
(バス・トロリーバス・路面電車・地下鉄 それからこのマルシュルートカも含め、 距離に関わらず1回の乗車に対しての料金制なので、 どこまで乗っても料金同じ。とってもお安い♪)
車内は狭く、デカイロシア人の乗り降りは時に困難を極めますが、 それはまぁいいとして、問題はお金を払うとき。
お金を払うのは走行中で、一人一人がちゃんとお金を払ったかどうか、運転手さんはあまりチェックしていないようです。
だって、見ちゃいましたもの。タダ乗りしてる人。 その人はお金を出すそぶりも見せないまま、 しばらく乗って、すーっと降りていきました。
強い人もいるもんだなぁ…と感心したものですが、
やっちまいました…ワタシも…
バタバタと家を出たワタシを救うかのようにやってきた ワゴンに飛び乗ったわけですが、
お金を出そうとカバンを開けたら、財布がナイ…
…え?(冷や汗)
カバンの中を探しまくったけれど、ナイ。
…うぉぉぉぉぉぉ…財布忘れた〜〜〜〜!
というわけで、危機的状況を把握したワタシでしたが、 ない袖は振れぬ。いや、確信犯でなくて。アクシデントです(泣)
周りからの刺すような視線に耐えつつ、 降りるバス停が近づいて…
さらっと降りちゃいました。 誰にも、何にも咎められることなく。
ごめんなさい、ごめんなさい(心の声)
◇◇◇
ちなみに、ロシア語で無賃乗車する人のことを 「ザーイツ」(ウサギの意味)と言います。
みほばにを地で行く形に…あぁ、、
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