GARTERGUNS’雑記帳

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波導の従者ルカリオ・その悲しみと愛
2005年07月19日(火)

「劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ」を見てきました。
凄かった……。
凄い主従愛映画だった……。

今回の映画の主役であるげぼくはどうポケモン・ルカリオの、主人アーロンへの愛が重い。重すぎる。
因みにルカリオもアーロンも一人称は「私」、ルカリオはアーロンには「アーロン様!聞こえていますか?」などと敬語だ。

数百年前、主人と慕うアーロンの手によって杖の中に封印されてしまったルカリオ。
理由も判らないまま「主人に捨てられた」と心に深い傷を負ったルカリオが現代に復活し、ピカチュウをミュウにさらわれてしまったサトシ(主人公の少年)らと一緒に冒険の旅に出るのですが。
例えば現代のお城に飾られた「勇者アーロン」の絵を見て感傷に浸ったり、旅の途中で温泉を見つけてはしゃぐ一行に自分も昔アーロンと一緒に温泉に入った事を思い出して感傷に浸ったり、サトシらをミュウの居る場所へ案内しながらも厳しくも優しい師匠であり主であったアーロンと過ごした楽しい日々を思い出して感傷に浸ったり、センチメンタルが止まらない。
おまけに「時間の花」というアイテムによって自分がアーロンに封印された時の映像を鮮明に見せられて錯乱したり、主人との美しい思い出と「捨てられた」という現状に板挟みになるルカリオが不憫で不憫で。
その後も、主従愛シーンが出血大サービス出玉開放中。


公開直後なのであまり詳しい事は書けないのが悔しいのですが、とにかく最初からラストシーンまで主従愛がたぎりまくった素晴らしい映画でありました。
因みに、ポケモンの基礎知識が初代アニメ版で止まってる私でも、見て感動するのに何の支障もありませんでした。ミュウは世界で一匹の凄いポケモン、ピカチュウとサトシは強い絆でつながれている、くらいでOK。他の主役級ポケモンはこの映画が初登場のものばかりですし。

という訳で、この夏、切なく激しいことこの上ない主従愛にハンカチを絞りたい方は是非是非お近くの東宝系映画館へ。
ポケモン映画公式サイトはこちら。※音が出ます

―――――

<WEB拍手御礼>
アナキンも可哀相だ。

※19日7時の方
ご賛同有難うございます〜。児童書に出てくる食べ物って、どうしてああ「食べたい!!」と思わせるものばかりなのでしょうね!
>キューブ…そうなんですよ……因みに真の姿を現すと凄みのある美丈夫になります(小説版)。そう言えば、プリメ2が流行っていた頃は「パッフィー・パフリシア」と名前をつけてプレイしていた方が沢山居た事を思い出しました。
>絵…今回も想像し甲斐がある解説図で!お返事、気長にお待ち頂けると幸いです。
>シスの逆襲…アナキンと姫の恋の行方が気になります。(またその路線か)




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