GARTERGUNS’雑記帳

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「夏のラ王」が食べたい
2005年07月18日(月)

やっと仕事終わったよポーーーゥ!!!
明日はポケモン映画見に行きます。前売り券は既に買ってある!

しかし浮かれる私に冷や水を浴びせるように、インテのイベント運営会社から「あなたの申し込みは受け付けましたよ」という葉書が届くのであった。

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なるみ忍様から本棚バトンをお預かりしました。
リューオンリーサイト界隈に突如押し寄せるバトンの波。いったい何が。
それでは、いつもの如くダラダラと。

部屋にある本棚の数
ゼロ。本はその辺に積んであります。


今読んでる本
いぬうえくんがやってきた―いぬうえくんとくまざわくん〈1〉
あかね書房 きたやま ようこ (著)

几帳面で理詰めタイプでやや神経質ないぬうえくん。
そんな彼にふりまわされるくまざわくんに、不憫な下僕スメルを感じ取った為。
いや、普通にいい話ですよ。


最後に買った本
木島日記
角川書店 大塚 英志 (著)

大塚英志と言えば、「多重人格探偵サイコ」などが有名でしょうか。
著者が原作を書いた漫画のノベライズ版。再文章化とでも言うのか。

「あってはならない物語」とか「昭和初期の世俗」とか「胡散臭いオカルトアイテム」とか「非科学的な科学」なんて言葉にグッとくる方におすすめ。
面白いよ。


良く読む、または思い入れのある本5冊

どくとるマンボウ航海記
角川文庫 北 杜夫 (著)

シリーズの中でもやっぱりこれが一番。
気軽に持ち歩ける大きさでありながら公共の場で読むのは御法度の、噴出し必至の旅行記。
読むと体の力が抜けます。


走れメロス
新潮文庫 太宰 治 (著)

教科書を読んで、メロスとセリヌンティウスのどちらが攻か討議したあの頃。
大仰な文章のリズムとアレな結末が好きです。しかし、犬は蹴るな。

リンクページから全文読むことができます。


しろくまちゃんのほっとけーき
こぐま社 わかやま けん (著)

前にも書いた気がしますが、子供の頃に読んで今でも大好きな絵本です。
にゃんたんのゲームブックとどちらにしようか迷ったのですが。
子供の頃の憧れは、このホットケーキとかぎばあさんのハンバーグとぐりとぐらのカステラとエルマーとりゅうの桃色の棒つきキャンデー。


スペル・コレクション―ファンタジーRPGの魔術
富士見書房―富士見ドラゴンブック 安田 均 (著), グループSNE (著)

資料系からはこの本を。
古今東西のファンタジーに登場する魔法や呪文(スペル)を解説したもので、他にもモンスター・アイテム・トラップ・シティetc.と様々なシリーズがあります。

このシリーズの凄い所は、紹介するものの一つ一つに、それに纏わるちょっとした「例文」がついていること。言わば「古今東西のファンタジーアイテムをお題にした小話集」としても読めるのですが、これがまた短いながらも練られていて面白い。
勿論解説面もしっかりしており、もともとがテーブルトークRPGを遊ぶ人の為に作られたもののせいか(ファンタジー書きにとっても)非常に「実用的」です。


プリンセスメーカー 聖なる光編
ワニブックス 高山 克彦 (著)

最後に、プリンセスメーカーシリーズが誇る万能執事にして人外魔境下僕「キューブ」が大活躍のこれを紹介。
キューブに関してはこのページの中ごろやこのページのトップを参照。

で、ゲーム中では我侭なプレイヤーや娘に苦労させられているキューブが、この小説では様々な局面でおいしい所を掻っ攫い八面六臂の大活躍を見せるのです。
物語中盤で、娘の持っていた「星」によって封印から解かれて登場するキューブ。
魔族の癖に料理が上手で剣の腕も立つし、分野問わず知識は豊富だし気配りは巧いし娘を決して裏切らないしで正に言う事なしの執事技能Sクラス。
おまけに読者呆然の秘密(魔界で随一の力を持つ真の魔王である事)も明かされ、人外下僕が好きな当方にとってはお腹いっぱい夢いっぱいな本でした。


次に回す5人

ボアン様
まきむら卓様
サルトビLOVEの方が好む本とは何か。
(特にまきむら様には原稿が完成したこのタイミングを狙ってバトンを回してしまう)

モか様
葵様
グラチェススキーな方はどんな本を読まれるのか。

風切嵐様
BBSで更新されるとの事なので、わくわくしつつ。


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なるみ忍様、有難うございました。
しかしこのバトンは、好きなシリーズの新刊や思い出の本を求めて書店に走りたくなるのが難点ですねえ。

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メールのお返事、もう少々お待ち下さい。
漫画でもテレビでも結局ガルデン命な執事というのは……アリですね!!



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