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ひな祭りですね! 雛壇は飾りましたか?白酒は飲みましたか? 早速ちらし寿司を作ろうとしたら、母の買ってきた刻み海苔に引き立て上手なんて商品名がついていていきなりウンザリしました。 黒い引き立て上手。磯の匂いのするアイツ。 初っ端からひな祭りの桃色気分ぶち壊しな事を書いていますが、やはり今日は女の子の節句という事で、女性キャラについて語ってみたいと。 そう……ガルデンの母さんとか……。(それは桃の節句の主役たる「女の子」ではないのではないか) ガルデンの母さんといいますと、皆様はどんな女性を想像されるでしょうか。 メルやソフィー母の様な「神秘の力を持つ聖母」系? マーリアやジェノバの様な「自ら戦う女王」系? TVイドロの様な「暴君のアグリピーナ」系? で、その女性の種族は何なのでしょうか。 普通のエルフ?ハイエルフ?ダークエルフ?人間?邪竜族?魔族? 個人的には、これが「誇り高い女性騎士系邪竜族」の女性だったら良いなあと思っています。 そう、例えばこんな感じで。 母: 「良いか小僧!!お前はこの私と闇の魔法一族の長の間に生まれた子供なのだ!!それが最強でない筈が無い!! 強さを誇れ!血筋を誇れ!!卑しき亡者共の言葉に耳を貸すな!!! このアースティアの未来を導く覇王となるのはお前だ!!」 子: 「じゃあ、じゃあ、わたしがはおうになったら、かあさんはうれしいか?」 母: 「ああ嬉しいとも、お前がお前の生き様を貫き、誰にも負けない騎士になるのが私の夢だからな!」 子: 「じゃあ、じゃあ、とうさんもよろこぶか?」 母: 「無論だとも! あいつは己の比類なき剣技と魔術を、誰よりもお前に受け継がせたいと願っていた。結局、願いが叶う前に、奴は逝ってしまったが…… お前を見ていると、奴の面影や剣の冴え、魔術の巧みさが時折顔を覗かせてな。 まだこんなに幼いのに、と、実はしばしば驚かされているのだ」 子: 「かあさん……」 母: 「……ふっ!まあ、槍の扱いや空中戦では、バルキリーたるこの私に敵う奴ではなかったがな! それに、お前には奴と私から引き継いだ無限の可能性がある。 お前はいつか、奴も私も超える最強の魔法騎士になる筈だ!! だから小僧、もっともっと戦って強くなれ! 誇りと力を身に纏い、千年・二千年と歩む事になるであろうこの世界を、あのアースブレードから見下ろせる程の男になれ!!」 子: 「かあさん…… わかった、わたしはこのせかいでいちばんつよい『はおう』になる!!」 母: 「よーし小僧、良くぞ言った!! それでこそ誇り高き覇者『ガルデン』の名を継ぐ者だ!! 奴もあの世からお前を見守って、感動の涙を流しているだろうよ!! いや、こんな肝心の時に傍に居てやれなかったという悔し涙か? クッ、ザマを見ろ我が夫!我らのガキがすくすくと育ってゆくのを草派の陰から指を咥えて見ているが良いわ!! ハーーッハッハッハッハッハーーー!!!(仰け反り笑い)」 子: 「は……はーーっはっはっはー……(少しヒきながら真似っこ)」 こう……TV版ガルデンみたいなイッてる女性だったら面白いかなあと…… お嬢様育ちの激情家で、皇族にも血縁がある様なサラブレッドで、プライドが山より高くて、我儘で騒々しくて、気まぐれで、でも一度惚れたひとにはとことんついていく女性。 で、お父さんが漫画版ガルデンの様な、苦労性だけどシニカルで気障で飄々として、めったな事では動じない男性(闇のハイエルフ希望)。 邪竜族の騎士だった彼女とアースティアの闇の一族の長だった彼、言わば敵同士の二人がひょんな事から出逢って、衝突を繰り返して、次第に惹かれあって、どうしようもないバカップルになった所で生まれたのがガルデン、と。(ヒー) ガルデンはこんな両親から多大な影響(刷り込み?)を受けて育ったので、イドロの手に落ちた後も「わたしははおうになる!!」と駄々を捏ねまくって言う事を聞かなかった、とか。(おかげで邪竜族の従順な手先にしようとしたイドロの思惑丸つぶれ) で、シュテルはもともと父親(ガルデン一族)のリューであったところに、イドロ辺りの手によって、母親のドゥームを融合されて今の姿になった、とか。(お陰でシュテルまでイドロの命に従わなくなり、大誤算) 二次創作では、TVガルデンママはガルデン一族の皇女様、という説を一番よくお見かけしますが、こんな風なアレな邪竜族のバルキリーなんかもいかがでしょうか、という事で…… 突き詰めて言ってしまえば、TVガルデン(特に初期)と漫画ガルデンの相性も良いんじゃないかな、という…… 桃の節句からは遠く離れた話になってしまいました。 ――――― 今日の落書き。 ……なにこれ……? 多分アレだ、「エルドギア学園」に、白竜学園長の強力なラブコール(実質は引き抜き)を受けた、ライバル高校邪竜学園からの転入生がやって来るんだ。(エ学園は男子は学ラン指定なのに、そいつだけ前の学校のブレザーを着ている)で、無愛想というか他人に関心を持っていない様子の転入生が早く学園になじめるように、ゼファー生徒会長が色々と世話を焼くんだ。でも彼らと同じクラスのマジドーラ学級委員長にとってはそれが面白くない(というかこの転入生が好きじゃない)から、この三人の間ではすぐに喧嘩が起きるんだ。他のクラスメイトや学園長もほとほと困っているんだ。 でも或る日ゼファーとマジドーラは、いつも鉄面皮で冷たい目をしている転入生が、少し恥ずかしそうに、でもものすごく嬉しそうにふやけた表情で、綺麗な銀髪の少年と一緒に歩いている所を目撃してしまうんだ。そこから三人の関係が微妙に変わっていくんだ。 でも三人仲良しになるかというとそんな事は無く、マジドーラと転入生は大人になってからも反発しあっているんだ。 妄想だらけの話なのに、変な所だけリアルで困るんだ。 リューで学園ものは想像し易いけど、擬人化となると話は別なんだ。 というか、ゼファーの擬人化は果てしなく難しいんだ。
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