GARTERGUNS’雑記帳

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お姫様と発狂下僕と謎の痴女と希望的観測だけで物事を語る男の空前絶後の痴話喧嘩
2005年01月31日(月)

アドリアを見るたびに「ユリコさん……(c)無責任艦長タイラー」と思ってしまいます。こんばんは、TALK-Gです。

さて、39話に引き続き「ガルデンお姫様にクラスチェンジ編」クライマックスな44話ですが、まず何といってもアレですね。ガルデン弱すぎ。
生身の女邪竜兵ひとりにリューを召還して遅れをとった挙句、精神コントロールの石を取り付けられ、しかもサルトビにまで攻撃を躱されているのだからコレは尋常じゃあない。漫画版のガルデンが見たら泣くぜ。
しかし流石はサルトビ、これまで殆ど躱せた事の無かったガルデン(シュテル)の攻撃を易々と躱せたことで「おかしい……いつものヤツとは違う!」と、異変に気付いてくれます。それで良いのかサルトビ。
面出女史が脚本を担当した話に登場するガルデンは、中盤以降ずんどこ「か弱い」「儚い」「苛められっ子」の「古き良き王道少女漫画ヒロイン風味」へと傾倒していくのがよく判って楽しいです(それが極まったのが「聖騎士の約束」。リューに始めて乗った実戦経験ゼロの子供たちでも簡単に倒せる魔物に、一方的にやられかける。「狭い洞窟では魔法剣は使えない」なんてペナルティを差し引いても余りある「たをやめ」っぷりが光る)。
こうして書いてみるに、ガルデンさんの戦闘能力は、やはり精神状態に大きく左右されるのではないかと思うのですが如何でしょう。(例:ゴキゲン絶好調の24〜27話)

あと、戦闘力云々で思い出したのですが。
私は精神操作される=普段、自分の力を制御している「理性」みたいなものが壊れてしまって、凄まじい力で暴走してしまうといった感じがセオリーだと思っていました。
ので、あの操り人形VS正義のリュー(使い)のシーンで「操られたガルデンは普段の力を出せていない」という感じに描写されていたのがとても新鮮だったのですが。
その「普段より弱い」原因がシュテルは殺る気満々なのに、ガルデン側がそれにノリ切れない所為だったら大変萌えるなあと思いました。
シュテルは実は操られたフリして、ご主人様を惑わす騎士の小僧をアレしてやろうと思っていたんだけど、ガルデンが無意識の内に「それはちょっと……」と躊躇ってしまうの。
その上、土壇場になってアデューへの思い(+リュー使いとしての誇り)で精神支配から無理やり逃れてしまって、アドリア以上にシュテル大ショックですよ。
「ガルデン様はわたしよりもその騎士の小僧の方が大事だと仰られるのですか…!!」
バレンタインを前にして失恋ダークナイト、ハートブレイクシュテル。ハラキリはさせられるわアドリアのドゥームに串刺しにされるわ(しかも二箇所も)、散々な目に遭ってしまう可哀相なシュテル。
45話以降の奇行もこの時のショックが原因だろうと私は信じているのですが、その辺りの話は来週以降。

シュテルと言えば、この回、邪竜形態に変身していないんですよね。
やはり邪竜形態になるには乗り手の意思が大事なのであろうか。
あと乗り手が喋らない反動か、やたらと吼える、唸る。
シュテルは滅多に声を出さない(気がする)ので、ちょっと珍しい感じがします。

後、最後になってしまいましたが、アドリアさん。
小麦色の見事なプロポーションを包む羞恥心ゼロとしか言いようの無い半ケツボディスーツ、次々繰り出す「邪竜族の科学力を思い知れ」と言わんばかりのアイテム(例・赤い石、変な粉、リュー使いが何処に居るか判るという携帯レーダー、羽衣みたいな布が武器やシールドに変わるドゥーム)、女王様丸出しできっとホストクラブ遊びとか大好きに違いないと思わせるセリフや振る舞い等等、とっても素晴らしい美味しいキャラクターで大好きなのですが。
だからこそ45話で早々に退場してしまったのが惜しかった。勿体無いよねえ。
貴重な邪竜族女性キャラなのに。(他はイドロとデスローザとヴェローナくらい)

あと、アドリアさん、リューウィザード相手に余裕の戦い振りでしたよね。
それを見る度に、43話でアドリアの上司であるリゲルさんが、ウィザードにギッタンギッタンのズタボロにされていたのを思い出して複雑な気分になります。


纏まりが無いですが、この話は情報量が多すぎて、細かく突っ込むと本当にキリが無いのでこの辺で。

追伸:冒頭、飛空船上でカッツェが飛び跳ねるシーン、胸が揺れている様に見えるんですが気のせいですか。
あと、アドリアとリゲルは実は愛人関係とかだったら良いと思っているのですが如何でしょうか。(イドロはリゲルの「元」愛人とか)



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