カウントを踏んで下さった方々のステキなお題や案の数々に、もうそれだけで涅槃へ旅立ってしまいそうなTALK-Gですこんばんは。さ、早速、作業用BGMを ミニモニ。と布袋寅泰のベストアルバム に設定しなければ……!!(大惨事決定) ――――― 早いもので、7月も残すところ後一週間となりました。 シュテル月間の方も追い込みをかけなければ。 せ、せめてアデュガルベースのシュテル×ガル(下僕の人権剥奪風味)と漫画版のシュテル&ガルデンを……! ――――― <私信・なるみ忍様へ> な、ナイスシチュエーションですね!! こんな感じでしょうか? シュテルは、主を挟んで向かいに立つ、小柄な少女を見詰めた。 若々しい生命力に溢れたその身に、シンプルながら質の良い服を纏い、何気ない立ち振る舞いや物腰には気品がある。良家の出身なのであろう。 大きく、聡明そうな意志の強い瞳の輝きは、大抵の女子供を震え上がらせる鋭い眼力をもつシュテルをして、圧倒する程であった。 ―――――この少女が、パティか。 自分より頭三つ分は背が低い少女の視線を受けながら、シュテルは確信する。 そして、黙して語らぬ主に一礼してから、口を開こうとした。 が、それより早くパティがその可憐な唇を開いて、 「貴方、誰だか知らないけれど、これからあたし彼とデートするんだから、どいてくれない? 黒くて大きくて強面でこの夏のさなかに執事服なんか着込んだ男の人に目の前に立たれると、すっっっごく暑苦しいし」 「――――――――――」 言い放たれた言葉に砂像と化したシュテルの傍を、「彼」の腕を引いたパティが行く。 通り過ぎざま「彼」……シュテルの主は、 「済まんシュテル、留守番を頼む。 土産にお前の好きな雷おこし買ってくるから」 と申し訳無さそうに言い、そのがっくりと落ちた黒い肩を叩いた。 ……羅刹の家?! お題、楽しみにお待ちしております。(平伏)
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